過去ログ - 騎士「私のために剣を作れ」 鍛冶屋「いやだ」
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134:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[saga]
2012/05/31(木) 00:59:12.85 ID:+P2xMhKD0

―――騎士の最速で振るわれた隊長の剣を、呪術師は片手に顕現させた剣で受け止めた。











呪術師「流石ですね。 踏み込みの速度は、常人では知覚すら難しいでしょう」

騎士「馬鹿な・・・・・・受け止めた、だと?」

鍛冶屋「マジかよ・・・・・・どうなってんだ一体? 」

騎士「貴様、剣も使えるのか!?」

呪術師「私が、というよりも、私の糧となった魂の持ち主が使えるのですよ。 何人もの腕利きが、私に力を与える。 クックック」

呪術師「だから、こんな事も出来るのですよ!!」

―――呪術師の手のひらに魔力が集まる!!

騎士「何!? ぐはぁっ!!」

鍛冶屋「騎士!!」

呪術師「魔法使いの魂も大勢頂いています。 そして、魔力が尽きることもない。 今の私には、魂という精神エネルギーの塊が無尽蔵にあるのですからね」

騎士「っく・・・・・・。 どこまでも腐った男だ」

呪術師「何を言うのです。 私はもはや万能の人間。 全知であり、全能である私はもはや神に等しい」

鍛冶屋「ふざけた事ばっかり言いやがって。 ただ自分に酔ってるだけじゃねぇか」

呪術師「ええ、そうですね。 なにせ、本当に楽しいのですから、仕方ありません。 全ての生き物、人間、社会はいずれ、私の前に頭を垂れるでしょう」

騎士「そんな事、私が絶対にさせん!!」

呪術師「フフッ。 あなたに私は止められない。 私はもはや誰にも、止められないのです」

鍛冶屋「余裕じゃねぇか。 今にその鼻っ柱をへし折ってやるぜ」

呪術師「あなたは一般人とはいえ、なかなかに油断ならない気がする。 そう、ですね・・・・・・こういうのはいかがですか?」

―――鍛冶屋の背後に、魔方陣が現れる!!

騎士「鍛冶屋!! 後ろだ!!」

鍛冶屋「何!? ぐぁぁ!!」

―――魔法陣より現れたキマイラの前足で、鍛冶屋は吹き飛ばされた!!

呪術師「あなたには馴染みのあるこいつをあてがいましょう」

鍛冶屋「こいつ、っぐ、あん時倒したやつじゃねぇか・・・・・・」

騎士「貴様、召喚士の魂も・・・・・・」

鍛冶屋「だから、急に砦内にこいつが出てきたのか・・・・・・っ」

呪術師「ええ。 そして、高位の魔物を召喚するための代償は、勿論・・・・・・ックックック」

騎士「おのれぇ!!」

呪術師「さぁ、始めましょうか!! この国を賭けた戦いを!!」


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