過去ログ - 妹「なぜ触ったし」
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135:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/29(火) 14:26:06.50 ID:av387bn2o

 ときどき先輩が、俺と幼馴染に向けて意味ありげな視線を向けた。 
 あんたたちの考えてることなんて全部お見通しだから、とでも言っているように見えた。

 実際、彼女は俺たちの仲をあからさまに疑っているように思える。俺が過敏になっているだけかもしれないが。
以下略



136:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/29(火) 14:26:59.28 ID:av387bn2o

「隠してたんです。気恥ずかしくて」

「じゃ、なんで急に明かす気になったの?」

以下略



137:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/29(火) 14:27:52.09 ID:av387bn2o

 モスは状況が読みこめていないようだったが、先輩に対して悪印象は抱いていないらしい。
 タカヤに対しても、ごく自然に振る舞っている。もともと彼は、大勢の人間と一緒にいるのが苦にならないタイプだ。

 タカヤはといえば、一応は緊張しているらしい。
以下略



138:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/29(火) 14:28:18.40 ID:av387bn2o
つづく


139:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/05/29(火) 18:07:50.32 ID:dVS1wrAIO
おっつん


140:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/05/29(火) 19:19:55.47 ID:BLs6qRLIO
面白い


141:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]
2012/05/29(火) 20:37:16.83 ID:Vm0kDAuBo
乙!


142:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/30(水) 14:33:28.51 ID:eyYF10Mro


 問題は先輩に対するタカヤの印象だった。
 ただでさえ女性に耐性がなかったからか、それとも先輩本人が持つ性格のせいなのかは分からない。
 いずれにせよタカヤは異様な速度で先輩になついていった。
以下略



143:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/30(水) 14:33:51.06 ID:eyYF10Mro

 俺は溜め息をつく。

「最初から、おまえの友だちが真正面からタカヤに声を掛けられれば一番よかったんだけどな」

以下略



144:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/30(水) 14:34:36.76 ID:eyYF10Mro

「頼まれたんですよ。話がしたいから機会を作ってくれないかって」

「でも、お前はタカヤとは知り合いでもなんでもなかったんだろ?」

以下略



145:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/30(水) 14:35:52.37 ID:eyYF10Mro


「先輩の方はどうなの?」

 と俺は訊ねる。幼馴染が「何が?」と言いたげに首を少しだけかしげた。
以下略



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