210:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/02(土) 13:38:47.06 ID:QvK0WMpCo
「なにかあったの?」
妹が聞いてきたが、俺は上手に答えられない。
沈黙に耐えきれずに、俺は口を開いた。
211:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/02(土) 13:39:15.80 ID:QvK0WMpCo
どうして幼馴染の頼みを引き受けたのだろう、と思って、ようやく気付いた。
俺はいろんな人と「普通」に話せるようになりたかった。
もう一度幼馴染や、そのほかの人たちと、仲良く過ごしてみたかった。
212:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/02(土) 13:40:00.07 ID:QvK0WMpCo
つづく
213:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]
2012/06/02(土) 14:03:00.85 ID:lJSYRLuno
義妹だったんだ
214:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/06/02(土) 14:49:48.38 ID:MhXWO9IIO
だからこそ胸触ったことが重くなるな
215:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/06/02(土) 17:07:20.24 ID:+h+n4IaUo
このおっぱいはでかいな
216:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/06/02(土) 18:06:18.71 ID:JNC8ZpLIO
さらっとカミングアウトされたなwww
217:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方)[sage]
2012/06/02(土) 18:49:53.00 ID:dvlK2TWDo
普通にカミングアウトしてるからあれ?ってなったw
218:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/03(日) 15:04:47.99 ID:ZDXFf4JAo
その晩の夢見は最悪だった。
俺は太陽から逃げる夢を見た。とにかく走って逃げるのだ。森も山も湖も越えて、とにかく逃げる夢だ。
太陽は灼熱の光線を触手のように伸ばして俺を追いかける。俺はただ逃げる。
219:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/03(日) 15:05:14.55 ID:ZDXFf4JAo
翌日目をさますと、体調はすっかりよくなっていた。
風邪だけではなく、胸のなかでわだかまっていたぼんやりとした不安すらも、どこかに消えてしまったようだ。
俺はベッドから起き上がって、点検するように体を動かした。
220:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/03(日) 15:05:44.07 ID:ZDXFf4JAo
制服に着替えて学校に行く準備を済ませ、リビングでコーヒーを飲んでいると幼馴染がやってきた。
彼女は俺の姿を見て、少しだけ驚いたような表情になった。
「昨日はすごくつらそうだったのに、どうしたんですか?」
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