過去ログ - 妹「なぜ触ったし」
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215:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/06/02(土) 17:07:20.24 ID:+h+n4IaUo
このおっぱいはでかいな


216:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/06/02(土) 18:06:18.71 ID:JNC8ZpLIO
さらっとカミングアウトされたなwww



217:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方)[sage]
2012/06/02(土) 18:49:53.00 ID:dvlK2TWDo
普通にカミングアウトしてるからあれ?ってなったw


218:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/03(日) 15:04:47.99 ID:ZDXFf4JAo

 その晩の夢見は最悪だった。
 
 俺は太陽から逃げる夢を見た。とにかく走って逃げるのだ。森も山も湖も越えて、とにかく逃げる夢だ。
 太陽は灼熱の光線を触手のように伸ばして俺を追いかける。俺はただ逃げる。
以下略



219:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/03(日) 15:05:14.55 ID:ZDXFf4JAo

 翌日目をさますと、体調はすっかりよくなっていた。
 
 風邪だけではなく、胸のなかでわだかまっていたぼんやりとした不安すらも、どこかに消えてしまったようだ。
 俺はベッドから起き上がって、点検するように体を動かした。
以下略



220:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/03(日) 15:05:44.07 ID:ZDXFf4JAo

 制服に着替えて学校に行く準備を済ませ、リビングでコーヒーを飲んでいると幼馴染がやってきた。
 彼女は俺の姿を見て、少しだけ驚いたような表情になった。

「昨日はすごくつらそうだったのに、どうしたんですか?」
以下略



221:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/03(日) 15:06:17.27 ID:ZDXFf4JAo

 話を続けようか迷ったが、幼馴染が呆れたように溜め息をついたので、俺はそこで口を閉ざした。

「コーヒー飲む?」

以下略



222:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/03(日) 15:06:41.88 ID:ZDXFf4JAo

 タカヤに謝ろう、と俺は思った。
 図々しい話だが、俺は今度こそ本当にタカヤと友達になりたい。そう思っていることをようやく自覚した。

 だから、つらかったのだ。タカヤとの間に、変なたくらみごとが挟まっていたのがいやだったのだ。
以下略



223:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/03(日) 15:07:07.94 ID:ZDXFf4JAo

 教室につくと、既にタカヤがいた。
 俺が歩み寄ると、彼は緊張したように表情をこわばらせる。

「俺を殴れ」
以下略



224:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/03(日) 15:07:34.73 ID:ZDXFf4JAo

 タカヤは、ああ、と気まずそうに頷く。

「いや、うん」
 
以下略



225:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/03(日) 15:08:16.57 ID:ZDXFf4JAo

「いいよ。あんまり気にしてないから」

 彼はたしかに言葉の通り、少しは気にしていそうな顔をしていた。
 殴られなかった俺の左頬が微妙に居心地悪そうにしている。気のせいだけれど。
以下略



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