461:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/06/14(木) 07:03:25.98 ID:R8h/gqDIO
おっつん
462:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/06/14(木) 11:27:51.93 ID:yAOEwjcg0
この話が面白いのはどいつも欠点があるからだな
乙
463:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/14(木) 15:08:48.59 ID:mIB6jAMCo
「まぁ、分かっちゃいたんだが」
と、タカヤは言った。朝の教室で、俺とモスは彼の声に耳を傾けている。
464:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/14(木) 15:09:20.45 ID:mIB6jAMCo
先輩はおそらく、昼休みに俺たちを迎えに来ないだろう。今日からは彼女を除いて昼食を取ることになるだろう。
そういう意味では、タカヤの行動がもたらした結果は大きい。
モスはなんとも言い難いような表情で、口を一文字に結んでいる。俺はぼんやりと窓の外を眺めた。
465:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/14(木) 15:09:46.25 ID:mIB6jAMCo
幼馴染は昼休みになると俺を呼びに来た。
天気がよかったので、中庭で昼食を取ることにした。
多少は寒かったが、十二月ということを考えれば暖かすぎるくらいだった。
466:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/14(木) 15:10:39.64 ID:mIB6jAMCo
「来週から冬休みですね」
「だね」
467:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/14(木) 15:11:06.48 ID:mIB6jAMCo
「いいかげん、自分のことに決着をつける時期が来てるのかもしれませんね」
「自分のこと?」
468:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/14(木) 15:11:34.01 ID:mIB6jAMCo
弁当を食べ終えたとき、不意にうしろから声を掛けられた。
振り向くと、タカヤの姉がいる。
「やー」
469:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/14(木) 15:12:00.40 ID:mIB6jAMCo
俺は、別に放っておけばいいじゃないですか、と言おうとして、結局やめた。
俺が実際に口にした言葉は、
「本人に訊いてみたらいいんじゃないですか」
470:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/14(木) 15:12:33.66 ID:mIB6jAMCo
幼馴染と別れて教室に戻ろうとした途中で、茶髪と遭遇する。
彼は特に何の感慨もなさそうに、こちらを見た。
なんだ、またこいつか、とでも言いたげな表情で。こちらにちょっかいを出そうとするふうでもなく。
471:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/14(木) 15:13:05.95 ID:mIB6jAMCo
「お前はさ」
と茶髪は言って、
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