491:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/15(金) 17:21:24.14 ID:5bdoEDiwo
俺と茶髪は適当な空き教室に入った。茶髪は教室の後ろに積まれていた椅子のひとつをとって腰かける。
俺は単刀直入に話をすることにした。
「どうしてお前がアキのことを知ってるんだ?」
492:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/15(金) 17:21:58.52 ID:5bdoEDiwo
「わかんねえのかよ」
と彼は言う。俺は目を細める。
493:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/15(金) 17:22:39.81 ID:5bdoEDiwo
「お前が本当のところ、何を欲しがってるのかはしらない」
彼の話が続く。俺は頭を抱えたい気分だった。
494:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/15(金) 17:23:05.70 ID:5bdoEDiwo
「それに、何の関係があるんだよ」
俺は言った。自分でも驚くことに、声が震えていた。
495:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/15(金) 17:23:39.10 ID:5bdoEDiwo
「気に入らない」
茶髪は吐き捨てるように言った。うるせえよ、と俺は思う。
496:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/15(金) 17:24:07.86 ID:5bdoEDiwo
遠巻きに俺たち二人を眺め、止めようともしない人間たち。茶髪はそういえば、学校でも浮いているらしい。
それは俺だっておんなじだ。だから誰も止めない。先輩が、こっちを見ている。
俺は茶髪に殴り掛かった。喧嘩なんて一度もしたことがなかったけれど仕方なかった。
497:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/15(金) 17:24:33.87 ID:5bdoEDiwo
つづく
498:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方)[sage]
2012/06/15(金) 17:45:33.23 ID:lGhwaghmo
乙
シンキャラだったか
499:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/06/15(金) 17:57:21.01 ID:BjFVJOZWo
おおぅ、シリアルだなぁ
500:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/06/15(金) 19:18:43.49 ID:wRv1Hmuwo
いや、ミューズリーだな
おつん
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