過去ログ - 妹「なぜ触ったし」
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575:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/19(火) 14:03:05.03 ID:UPeH3H9no

 モスと一緒にリビングに降りると、幼馴染とタカヤがコーヒーを飲んで妹と話をしていた。

 妹の態度がおかしかったので、てっきり幼馴染とは折り合いが悪いのかと思っていたのだが、ごく普通に会話している。
 タカヤは特に気まずそうでもなく、黙って窓の外を眺めていた。
以下略



576:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/19(火) 14:03:31.07 ID:UPeH3H9no

「スマブラしましょう、スマブラ」

「いや、帰ろうよ。明日も学校だよ」

以下略



577:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/19(火) 14:04:00.10 ID:UPeH3H9no

「いや、そうだな。スマブラしようか、タカヤ。俺はお前にもっと優しくするべきだったかもしれない」

「そうだな。今日はお前がやりたいだけ付き合おう。コンビニ行って飲み物買ってくるか。タカヤ、おごってやるよ」

以下略



578:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/19(火) 14:04:25.86 ID:UPeH3H9no

「お前も行くか?」

 と妹に訊ねると、彼女は首を横に振った。

以下略



579:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/19(火) 14:05:59.25 ID:UPeH3H9no

「そういうのは、知らない人のときだけ気をつければいいんです。お兄ちゃんも一緒なんだからいいじゃないですか」

 妹はしばらく「めんどくさい」と「ちょっと行きたい」の表情を行ったり来たりさせていたが、やがて小さく頷いた。

以下略



580:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/19(火) 14:06:26.06 ID:UPeH3H9no

 店内ではクリスマスケーキの予約受付の看板が飾られていた。コンビニでケーキを買う人なんているのだろうか。
 いるから売ってるんだろうけど。

 ジュースとお菓子類を適当に選んで、レジに向かう。
以下略



581:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/19(火) 14:06:56.25 ID:UPeH3H9no

「さて、戻ってゲームするとしますか」

 幼馴染が声をあげて先頭に立つ。
 タカヤとモスが、それを追いかけた。俺と妹は最後列につく。
以下略



582:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/19(火) 14:07:24.91 ID:UPeH3H9no

 もうすぐ冬休みなんだ、とふと思った。
 そしてクリスマスがきて大晦日がきて、正月がきて、あとそれからいろいろある。

 さて、と俺は考え込む。
以下略



583:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/19(火) 14:07:53.16 ID:UPeH3H9no
つづく


584:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]
2012/06/19(火) 14:34:50.32 ID:yKWAmF8Do
乙!


585:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県)[sage]
2012/06/19(火) 16:44:56.15 ID:zD0YMuoJo
いいなあ


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