104:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/05/27(日) 21:05:33.35 ID:f2CVB3mDO
勇者「うおっ!?」
竜青年「魔王! 魔王はどこだ!?」
人男子「な、なんだぁ?」
竜青年「ええい! いいから魔王を出すんだ!」
馬男子「うわっ! 刃物を振り回すな!」
機械男子「アンチバリア」
バチーン。
竜青年「ぐはぁっ!」
ガクリ。
蜥蜴男子「あー、驚いた」
火霊男子「さっさと警察呼ぼうぜ? パト馬車見たいし」
竜青年「うぅ……魔王……魔王……」
勇者「……」
竜青年「魔王……魔王……」
勇者「おい、魔王がどうかしたのか?」
竜青年「え?」
勇者「いや、なんか気になってな。
何か用事があるなら、オレから魔王に伝えておくけど……」
ちらりと隣の魔王を横目に、勇者が竜青年に伝える。
刃物を振り回すような相手に、目の前にいるのが魔王だと教えるのは流石に危険だと判断しての行動だった。
竜青年「君は……優しいな。
だけど、これはボク……私の口から伝えなければ意味が無い」
しかし、竜青年は勇者の申し出に首を振って応えた。
竜青年「ああ……魔王……まだ見ぬ麗しき魔王……いったい、何処に……」
魔王「……」
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