114:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/05/28(月) 01:48:59.52 ID:AeEn6ifDO
吸血女子『さて、それでは放送席からの情報はここまで!
後は本人たちの口から意気込みを語ってもらいましょう!』
勇者「え? えっ?」
115:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/05/28(月) 02:08:38.98 ID:AeEn6ifDO
竜青年『……こほん、長々と話すのも無粋だ。簡潔に言おう』
竜青年は放送席の魔王へと振り返り、マイクを肩とアゴで挟むと、胴当ての内側から折り畳んだメイド服を両手で取り出す。
そして、小手を着けた手でそのメイド服を器用にもビシッと広げて見せた。
116:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/05/28(月) 02:35:24.60 ID:AeEn6ifDO
竜青年『さあ、魔王! 私の要求に乗るか乗らないか!
返答や如何に?』
魔王『ほう、魔王に物申すとは命知らずなヤツだ。
面白い、受けて立とう』
117:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/05/28(月) 09:06:20.38 ID:CUn9RDOyo
勇者の実力はどうだか知らんが
毎日魔王からストレステストされてるから耐久力は結構あるんじゃないの
118:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/05/28(月) 11:19:27.35 ID:w1gwS36Co
ストレステストwwww
防御特化で強くなってそうな気配はする。
119:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/05/28(月) 18:56:48.14 ID:AeEn6ifDO
〜 数分後 〜
吸血女子『ふう。危なく、生きたままミイラ製造の工程に望むところでした。
それではマイクも戻った事ですし、司会を再開させて頂きます』
120:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/05/28(月) 19:15:56.57 ID:AeEn6ifDO
〜 さらに数分後 〜
剣道部員たち「シャー!」
吸血女子『さて、剣道部員たちが来ました。彼らはちょっとした大会ならば入賞出来る程度の腕前を持っています』
121:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/05/28(月) 19:54:08.42 ID:AeEn6ifDO
その瞬間、勝負は決した。
剣道部員「ぐはぁっ!」
ドサリと、ヒザから崩れ落ちる剣道部員。
122:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/05/28(月) 20:08:10.15 ID:AeEn6ifDO
吸血女子『……む? そうです! やっと思い出しました!』
会長『思い出したって……何をだい?』
吸血女子『あの変質者、中学の頃に全国の剣道大会に出ては優勝をかっさらいまくっていたヤツです! よく見るとその頃の面影があります!
123:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/05/28(月) 23:06:46.97 ID:lTZYb0RSo
焦る魔王可愛い
124:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/05/28(月) 23:30:43.34 ID:AeEn6ifDO
…………………………
会長『えー、吸血女子さんが復活するまでのしばしの間、休み時間を設けます』
ギャラリー「ガヤガヤガヤガヤ……」
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