162:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/05/30(水) 22:25:03.26 ID:mBAGtmcDO
〜 階段の下 〜
魔王「……? っ!?」
魔王が目を開けると、鼻先が触れ合うような至近距離に勇者の顔があった。
163:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/05/30(水) 23:03:50.32 ID:mBAGtmcDO
勇者「いや、え? なんで?」
魔王「ふふ」
自分の下であたふたする勇者の様子がなぜか面白く、魔王は頬をゆるめて笑みをこぼした。
164:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/05/30(水) 23:24:35.90 ID:mBAGtmcDO
魔王「そうだ、命令だ。どんな願いでも一つだけ叶えてやる」
勇者「そ、それはメイドというよりも、絶対神的な存在のセリフでは?」
魔王「うるさい、コテンパンにするぞ」
165:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[sage]
2012/05/31(木) 00:01:42.73 ID:G84pnf3do
願いが見たかったけど寝る
166:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/05/31(木) 00:13:25.21 ID:ud40xNuDO
勇者の様子がどこかおかしい事に魔王は気づいた。
魔王「どうした?」
勇者「な、なんでもない!」
167:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/05/31(木) 00:30:32.65 ID:ud40xNuDO
魔王「う、うう……」
勇者「……」
魔王「うぅっ!」
168:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/05/31(木) 01:15:32.44 ID:ud40xNuDO
魔王「はぁ……はぁ……」
勇者「……」
そのまま、しばし沈黙。
床に仰向けで倒れた勇者と、馬乗りになった形の魔王。
169:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/05/31(木) 01:40:26.87 ID:UpzyPsXgo
べちこーんが既に可愛い
170:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/05/31(木) 01:41:23.87 ID:ud40xNuDO
勇者「で、でも気の迷いの可能性も、なきにしもあらずっていうか……」
魔王「……勇者」
勇者「もしかしたら、オレって気付かないだけでメイド服フェチかもしれない可能性も……」
171:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/05/31(木) 02:28:14.51 ID:t+BWbL1DO
甘ァァァァァぁぁィイ!!
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