187:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/06/01(金) 01:23:19.03 ID:lxUpTxFDO
機姫「……魔王か!」
機姫の声と同時、男が動きを起こす。
その巨躯に見合う長い黒刀を両手で高々と掲げ、城壁の一部に勢いよく振り下ろし、突き立てた。
心臓が鼓動を刻む一拍の間。
188:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/06/01(金) 01:30:30.17 ID:z7uhc0ODO
見るスレ間違えたか
189:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/06/01(金) 01:47:06.29 ID:lxUpTxFDO
機師団長「魔導機関の操作術式が完全に破綻しているようです! このままでは墜落します! 機姫様、脱出を!」
機姫「……」
機師団長「機姫様!」
190:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/06/01(金) 02:09:31.08 ID:lxUpTxFDO
機師団長「総員退避! 脱出挺まで走れ!」
ブリッジ要員たちに機師団長が叫ぶと、彼らは傾いた部屋をなんとか移動し、一人また一人と部屋の外へと走り出ていった。
機姫「そうじゃ、こやつも忘れんようにな」
191:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/06/01(金) 02:40:27.70 ID:lxUpTxFDO
アルラ「ぴー!」
すぽーん、とアルラウネが鉢植えから飛び出した。
アルラ「ぴー! ぴー!」
192:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/06/01(金) 03:04:29.66 ID:lxUpTxFDO
…………………………
機姫「……さて」
アルラウネを見送った機姫はブリッジ中央にある丸い球体に近づき、表面に手をかざす。
193:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/06/01(金) 07:42:48.50 ID:lxUpTxFDO
…………………………
雷とは違う、爆音の斉唱が要塞内にこだまする。
機械兵士3「誰もいないのに砲撃が続けられている」
194:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/06/01(金) 08:15:12.84 ID:BraHpeIIO
乙?
195:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/06/01(金) 08:35:06.94 ID:lxUpTxFDO
…………………………
機姫「皆は……脱出したか」
玉座の中で脱出挺の降下信号を確認し、機姫は安堵のため息をつく。
196:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/06/01(金) 09:33:14.94 ID:FE4fLJ54o
笑うポイントが一つも無いww
197:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/06/01(金) 09:44:42.97 ID:lxUpTxFDO
魔族兵士「空が、空が落ちてくるぞーっ!」
魔族兵士2「逃げろーっ!」
魔族兵士3「逃げろって、どこへだよ!?」
地上の魔族主力部隊は恐慌状態に陥っていた。
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