過去ログ - 高木「昔話は小洒落たバーで」
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26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[sage]
2012/05/31(木) 23:34:55.45 ID:AG48E/nCo
「お前とは反りが合わんな。で、いつ新しいアイドル“候補生”は入るんだ」
初めて黒井と合ったときは、色々と馬が合わず衝突を繰り返していたが、今ではこうして軽口を叩く間柄にもなった。



以下略



27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽)
2012/05/31(木) 23:36:11.78 ID:gzPvzPnAO
いいな!
期待。


28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[sage]
2012/05/31(木) 23:36:22.22 ID:AG48E/nCo
一旦終了


29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/06/01(金) 02:44:49.09 ID:I+kTS72ko
一回立ててそれを消して、また立てて同じ部分繰り返して進みやしない。


30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)
2012/06/03(日) 20:57:02.85 ID:27ZeSEk3o
あれから一週間が経ち、ついに待望のアイドル候補生が入る日が訪れた。

社長がフロアのどこからでも見える位置でご高説を垂れている。
俺は、それを話半分に聞き流し、新しいパートナーを想像して心を躍らせていた。

以下略



31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[sage]
2012/06/03(日) 20:58:51.47 ID:27ZeSEk3o
「おい、高木。話はきちんと聞け」
「すいません」
社長の眼に留まってしまったようで、叱られてしまった。
周りからくすくすと笑い声が聞こえる。
ちくしょう。
以下略



32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[sage]
2012/06/03(日) 21:02:07.55 ID:27ZeSEk3o
新事務所に移ってから社長が個人で手を加えていた、少し高級感のある社長室の扉が開かれる。
開かれた扉から室内の観葉植物が見えた。

一人目が扉の向こうから姿を現すと、フロアの男どもがにわかに色めき立つ。

以下略



33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[sage]
2012/06/03(日) 21:04:18.64 ID:27ZeSEk3o
「では、一人目だ」
彼女が社長の横に着いたのを見届けると、社長が彼女に自己紹介を促した。

彼女は頷き、こちらに向き直った。

以下略



34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[sage]
2012/06/03(日) 21:11:59.95 ID:27ZeSEk3o
あの子のプロデューサーになれるかもしれないのか。
もしあの子のプロデューサーになれたのなら、きっと黒井なんか目じゃないな。

いや、それどころかトップアイドルも狙えるんじゃないだろうか。
そう考えると、胸が一際大きく高鳴った。
以下略



35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[sage]
2012/06/03(日) 21:14:05.90 ID:27ZeSEk3o
もう一人の少女は、先ほどの舞とは打ってかわり、かちこちに身を固め、口を強く引き結びながら歩いてきた。

緊張してるなぁ。あれが新人のあるべき姿だよな、と心がほっこりした。

暖かい気持ちで彼女を観察していると、小さな違和感を覚える。
以下略



36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[sage]
2012/06/03(日) 21:17:25.38 ID:27ZeSEk3o
社長はなんでこの子を? これがいいのだろうか。それとも、他に惹かれる所があったのだろうか。
「なぁ黒井。音無くんどう思う?」
社長が小鳥をスカウトした意図が汲めない俺は、たまらず黒井に意見を求めた。

「ふん。お前の目は節穴なんだろう。俺は音無小鳥の方が彼女より可能性を感じるがな」
以下略



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