過去ログ - P「七六五物語」
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15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/06/01(金) 04:52:53.95 ID:xcmNLGFIO

限られた視界の届く範囲から察するに、口内に突っ込まれたのはカッターナイフみたいな凶器ではなくーーーー蓮華だ。

ホッチキスみたいな凶器でもなくラーメンのスープを飲む道具ーーーー蓮華だ。

スープと一緒に具や麺を食べる時に使う道具ーーーー蓮華だ。

「あぁ違いますね。動いても宜しいですけど……とても危険だと言った方が宜しかったですね」


蓮華の危険性が分からなくて頭が混乱する。


「全く……好奇心というのはこの世界でいう“ごきぶり”とやらにそっくりです」


その単語は飲食店では禁句だぞ貴音。


「人の知られたく無い秘密にこぞって寄ってくる、プロデューサーと言えど流石に鬱陶しく思えます」


貴音は蓮華で俺の左側の頬肉を抉る様にグリグリと押し付ける。
この感触は……凄く不快だ。


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