過去ログ - ほむら「暇だしごまどかでも虐めようかしら」
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946:VIPにかわりましてankがお送りします[sage]
2012/11/18(日) 09:50:12.82 ID:iH3+T6xz0
俺は座っていたブランコから腰を上げ、足にくっつく二人を一人ずつ抱えあげてブランコに乗せてやった。

「ウェヒヒ、タノシミ♪」ワクワク
「ティロー、ソウネカナメサ♪」ウキウキ

二人を乗せるとブランコを押しゆっくり揺らし始めた。
あまり速度は出ないように抑えながら、徐々に振り幅を大きくする。

「ウェヒー♪」ビューーー
「ティロー♪」ビューーー

こちらである程度は調整しているが、ごまみ達の重さと振り幅が増すことによってそれなりに速度が出始める。
二人はそんな中安定感のあるとはいえないブランコの台にしがみつき、ブランコの揺れを楽しんでいる。

「ウェヒヒ、パニェ…」ググッ
「ティロ…」ググッ
「ん?」

しばらく揺らしていると二人が身体を縮め出した。

「ロケッチョーーー!!」ピョーーーン
「フィナーーーレ!!」ピョーーーン
「おお!?」

なんと二人はブランコの揺れが一番前に来たタイミングで勢いよく前に飛び出した。
あの不安定なブランコの上から、さらにはバランスなどとれずしがみついているのがやっとであろう体型にも関わらず見事なジャンプだ。
おそらくは子供が遊んでいるのを見て真似たのだろう。
二人のジャンプは意外と高く遠くまで行き、そのまま放物線を描き落ち始める。
そしてジャンプしたときと同じように見事に着地…

ズザザザザザザザザザ

着地……出来ずに顔面を擦り付けながらランディングしていく…

「ウィビィィーー!?」ゴロゴロ
「ディロォォーー!?」ジタバタ

二人は擦り付けた顔を押さえながらもがき、転げまわっている。

「おいおい、大丈夫か?」

俺は悶える二人に近づき、顔についた砂を払ってやる。

「ウェビィ、ドウシテ…」グスグス
「ティロォ、シヌシカナイジャナイ…」グズグズ

いや、どうしても何も無茶した自分たちのせいなのだが。
それにごまみは早まるな。
ごまどかのほうは擦り傷程度ですんでいるが、ごまみは額から血が流れている。
おそらく通り道に石でもあって切ってしまったのだろう。
傷口に砂が入らないように注意しながら払い、しばらくティッシュを額に当てて止血する。
さほど深くはなかったようで血はすぐに止まったので、二人を水道まで連れて行き顔と傷口を洗わせてやった。

「ティロ〜、カナメサ、ツギツギー」ズリズリ
「マミサ、マッテー」ズリズリ

顔を洗い終わるころには二人とも落ち着いたようだ。
というか、怪我したばっかりなのに休まずすぐ遊ぶのか…

「ティロー、ゴシュジンハヤクー!!」フリフリ
「ウェヒヒー、オイテッチャウヨー!!」パタパタ

いや、だから俺ご主人じゃないし。
あの二人の中では俺を含めた3人で遊んでいることになっているらしい。
日もまだ明るいし、もう少し付き合うか…

〜続く〜


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