過去ログ - 伊織「だって、あんたが好きだから」
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27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2012/06/04(月) 20:55:11.82 ID:baZeknNso





後ろから、声がした。

聞き慣れたやよいの声。

私は一瞬で青ざめた。

きっとこれは罰だ。

やよいのことを裏切ろうとした私に対しての罰。

後ろを振り返ると、驚いた顔をしたやよいが立っていた。

私に遅れてプロデューサーも振り返る。

P「お、やよいか。お疲れ」

やよい「お疲れ様です、プロデューサー」

やよいは笑顔だ。

しかし、その笑顔はどことなく強張っているように見える。

伊織「やよいはこれから帰るの?」

私は、動揺が顔に出ないよう注意しながらやよいに聞いた。

やよい「うん……今日の仕事は終わったから」

やよい「伊織ちゃんはプロデューサーさんとデート?」

伊織「ち、違うわよ!こんなのと私がデートするはずがないじゃない!」

そう言いながら、私は後悔していた。

どうしてこんな性格なのだろう。

私は素直になれない自分の性格が悔しくなった。


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