過去ログ - 伊織「だって、あんたが好きだから」
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29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2012/06/04(月) 20:57:22.02 ID:baZeknNso
もちろん、こんなことがダメなことはわかっている。

それでも、プロデューサーと結ばれた時の事を考えることでしか、この胸のざわめきは止められない。

さっきやよいが現れなかったら、私は自分の思いを伝えてしまっただろう。

誰かに対してこんなに狂おしい感情を抱いたのは生まれて初めてだ。

これが、私の初恋なのだ、とぼんやり思った。

P「それじゃ、俺たちも帰ろうか」

伊織「……ええ」

P「どうした?伊織。体調でも悪いのか?」

伊織「……別になんともないわ」

そう、なんともないのだ。

伊織「あんたは……やよいが好きなの?」

自分のことは言えない。

でも、やよいのことを聞くだけなら裏切りにはならない。

たぶん。

P「……え?」

伊織「やよいが好きかどうか聞いてるの」

P「そりゃあ、やよいが嫌いなやつなんていないだろ。嫌いになるほうが難しい」

伊織「……そうじゃない」

P「そうじゃないってなにが?」

伊織「やよいに恋してるの?」

P「な……!?」

プロデューサーは絶句している。

伊織「だってプロデューサーはやよいを見るときだけ違う顔しているもの」

P「……」

伊織「私には、あんたの葛藤が手に取るようにわかるわ」

だって、私も同じだから。





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