過去ログ - 涼「僕とあなたの」千早「シーソーゲーム」
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44:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/08(金) 21:32:22.88 ID:d9kkN+bY0
自分で言うのもなんだけど、女装だってことがバレないように気を付けてきたはずだ。着替えも誰もいないタイミングを見計らい、不用意な行動も謹んできた。なのにどうして?

千早「なんでかって顔してるわね。それは、あなたの歌が教えてくれたわ」

涼「歌?」

千早「ええ、歌い方がね。確かにあなたの声は、同世代の男性に比べて高く柔らかい。女性の声も難なく出しているつもりだと思うけど、男性が完全に女性で歌うのは難しいわ。逆はそうでもないんでしょうけど」

逆ってことは、女性声優が、男性のキャラクターで歌を出すようなものだろうか? 千早さんの推理は続く。

千早「そして感じたのは、無理をしているという印象。さっきも言った通り、男性が女性の声で歌うなんて完全には出来ないの。あなたの歌は見張るものがあった、だけど同時にリミッターをかけているような気がしていた。えっと……、鈴月さん?」

涼「秋月でも大丈夫です」

千早「秋月君、一度男声で歌ってくれる? 男声って言っても、声の方ね」

男性と男性をかけているんだろうけど、意味合い的にはあまり変わらない気がする。

涼「それは分かりますけど……。コホン、じゃあさっきの曲と同じので」

そのままの声で人前で歌うのって、いつ振りかな。カラオケも忙しくて行けてないし。


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