過去ログ - やすな「ぬいぐるみとナイフとリボンの話」
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10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/06/12(火) 03:15:06.79 ID:sk2r3j6w0
ソーニャ「…………あいつ…」

ソーニャはナイフと手紙を箱にしまった

そして、休み時間の許す限りの範囲で校内を探したが、やすなは見つからなかった

屋上

そこにはベンチで横になってボーッと空を眺めるやすながいた

キーンコーンカーンコーン♪

二時間目の授業が終了するチャイムが鳴った

やすな(二時間目もさぼっちゃったな… どうしよう…)

やすな(だけど、教室には行きづらいし… ソーニャちゃん、気付いてくれたかな…?)

ハァ…

空に向かってタメ息を漏らすやすな

…の視界に突如、ソーニャの顔が現れた

ソーニャ「おい」

やすな「うわっ!…ソーニャちゃん!?どうして、ここがっ!?」

やすなはとびおきた

ソーニャ「お前が居そうなのはここくらい…だからな」

ソーニャ(残りで考えられる場所はな)

この屋上は空き教室遠かったため、先程ソーニャは探せなかったのである

スッ

ソーニャがやすなの隣に座る

やすなはチラチラとソーニャを見るが、ソーニャはまっすぐ前を見すえている

わずかな沈黙の後…

ソーニャ「やすな」

ソーニャ「…私が使うナイフは、どれも自分で性能を確かめた選りすぐりの優秀なものだけだ」

ソーニャ「…だから、あんな安物のナイフじゃあ…私が使うには値しない…」

ソーニャ「…だから、実戦で使う事はない…だけど…貰ったからには…返さないからな…」

やすな「ソ、ソーニャちゃん…」

やすな(それって、プレゼントとしては受け取るってことだよね?)

やすな「うん。ありがとう…」

ボソッ

ソーニャ「ありがと…」


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