過去ログ - やすな「ぬいぐるみとナイフとリボンの話」
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17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/06/12(火) 03:26:33.09 ID:sk2r3j6w0
ソーニャ「さて、と、私はちょっと家に戻る。三、四時間目は任せたぞ」

任せたぞ、というのは私の分も授業を聞いておけ、という意味である

ソーニャ「あとで一、二時間目の分は教えてやるからそれと交換だ」

やすな「え?サボるの!?」

ソーニャ「…このナイフにサビ止め加工をするんだよ!なるべく早くやりたいんだ」

やすな「おおぅ、本気で本格的だ」

ソーニャ「当然だ。肌身離さず持ち歩くんだからな」

ソーニャ「それと、後で直筆で名前を書いてもらうぞ」

ソーニャ「それに私の名前と日時と場所を書いて完成だ。じゃあ頼んだぞ」

言うだけ言ってソーニャはナイフを握ったまま屋上から去ってしまった

やすなはその去り際、一瞬だけだがソーニャが握るナイフの刃を見た

少し離れてはいたが、やはり、紅色のキスマークがついているのがハッキリと分かった

やすな「…本気で大切にしようとしているんだねぇ…ん?」

やすな「そういえば、肌身離さず持ち歩くって言ってたけど…これは…」

やすな(これは恥ずかしすぎる!)

やすな(だって、私のキスマークがついた物を持ち歩かれるんだよ!恥ずかしいよ!)

やすな(っていうかソーニャちゃん結構落し物多いから)

やすな(もしあのナイフを学校で落とされでもしたら…他の人に見られたら…)

想像だけでまたも顔が真っ赤になってしまった

やすな(くそう、こうなったら私もぴょん助にキスマークをつけてもらおうかな)

そんなことを考えながら、三時間目の待つ教室へと戻っていった


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