過去ログ - P「つまり、夢の中か」
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13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/06/12(火) 11:17:18.83 ID:pZ0kk8uso

雪歩「は、はいぃ」

 ドアを開けるとエアコンで温められた空気が流れ出してきました。
 背後の雪を溶かすほどの勢いでした。
 
 部屋の中にはテーブルとソファ、
 その二つに挟まれるように少女が一人正座をしていました。
 
P「それ、コーヒーか」

 男は少女の手元を見て言いました。

 正座する少女が両手をそっと添えているのは、
 ぶ厚いガラスのカフェオレボウルでした。

雪歩「あ、え、は、はい。プロデューサーが来るような気がして」

P「抹茶を立てるようにコーヒーを入れるんだね、雪歩は」

雪歩「あ、え、えと、癖ですから」

P「邪魔するよ。……なら抹茶を出してくれたらいい」

 男は正座する少女の向かいにあぐらをかきました。



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