19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/06/12(火) 11:25:09.07 ID:pZ0kk8uso
   
 P「ばかだお前は。それは幼稚園児のかかるはしかだよ。 
  初めて会った怖くない男を惜しんでいるだけだ」 
   
 雪歩「そ、そんなこと」 
20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/06/12(火) 11:26:16.47 ID:pZ0kk8uso
  
 雪歩「そんな、私はただ性格を変えたかっただけで」 
  
 P「本人の意志は関係ない。能力が人生を決める。 
  そういう人間もいるんだよ。そして君はそうなった」 
21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/06/12(火) 11:26:51.31 ID:pZ0kk8uso
  
 P「選んでいい」 
  
 雪歩「えら、ぶ?」 
  
22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/06/12(火) 11:28:10.34 ID:pZ0kk8uso
  
 P「俺はこれから目をつぶる。 
  目をつぶって10数える。その間にこの部屋を整えて」 
   
 P「アイドルを続けるなら、雪歩の好みの茶室に。 
23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/06/12(火) 11:29:15.51 ID:pZ0kk8uso
  
 P「盲導犬のレポートはミスキャストで悪かったと思ってる。 
  でもあれからしばらく『足の指がグーになって動けません』が 
  女の子たちの間で流行ったんだって。 
  ――6」 
24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/06/12(火) 11:29:50.93 ID:pZ0kk8uso
  
 P「ん、んん」 
  
 貴音「お目覚めですか」 
  
25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/06/12(火) 11:30:32.83 ID:pZ0kk8uso
  
 P「わからない。返事は聞きそびれたまま目が醒めて」 
  
  その言葉を追いかけるように、少女が小さな声を上げました。 
  
26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/06/12(火) 11:31:24.29 ID:pZ0kk8uso
   
 貴音「あなた様? 何かあったのですか?」 
  
 P「ん? いや。どうもかわいい嫁を逃したようだ。 
  今更になって、間違ったかなとね」 
27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/06/12(火) 11:45:13.15 ID:pZ0kk8uso
 読んでくださった皆様、ありがとうございました。 
  
 普段と違う文体にを挑戦してみました。 
 ご意見ご指摘等あれば、ありがたく拝聴いたします。 
  
28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage]
2012/06/12(火) 11:46:48.44 ID:gmR+HiAZo
 不思議な話だった 
 乙 
29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)[sage]
2012/06/12(火) 11:47:08.84 ID:lMtm0cGAO
 乙 
 読みやすくてひきこまれた 
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