過去ログ - 垣根「そんな垣根は飛び越えてやる」
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86: ◆VciN2PRcsw[saga]
2012/06/20(水) 01:02:24.77 ID:53CyeT2I0
前回のあらすじ
87: ◆VciN2PRcsw[saga]
2012/06/20(水) 01:04:03.98 ID:53CyeT2I0
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88: ◆VciN2PRcsw[saga]
2012/06/20(水) 01:06:19.49 ID:53CyeT2I0
垣根と並んで歩いていた心理定規が表情を硬直させ唐突に立ち止まった。
恐る恐る、と言った様子で心理定規は左手首にまいた小さすぎて文字盤が見難い腕時計に目を向ける。
89: ◆VciN2PRcsw[saga]
2012/06/20(水) 01:07:15.18 ID:53CyeT2I0
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90: ◆VciN2PRcsw[saga]
2012/06/20(水) 01:10:28.14 ID:53CyeT2I0
(……まぁ、そもそも俺の能力が学園都市の中でもトップクラスに突飛な奴だからな。人の能力にツッコミをいれられねぇよな……)
でも、と垣根はチラリと視線を横に向けた。
91: ◆VciN2PRcsw[saga]
2012/06/20(水) 01:12:01.94 ID:53CyeT2I0
(第二位の勘が告げている。アレにかかわるなと)
垣根は一瞬声をかけようかと思ったが、やめておいた。
その判断、英断と言わざるおえない。
92: ◆VciN2PRcsw[saga]
2012/06/20(水) 01:13:06.59 ID:53CyeT2I0
「申し訳ございません、ただいま満席でして……」
93: ◆VciN2PRcsw[saga]
2012/06/20(水) 01:14:55.36 ID:53CyeT2I0
何やら聞き覚えのある声が耳に届き、垣根はギクリとした。
嫌な予感がする。
垣根は今からでも巫女服少女の方へ行って難を逃れようかとも考えたが、巫女服少女は有ろうことか、巫女服に負けじと異彩を放つ謎の四人組(ツンツン頭、アロハシャツ、青髪、修道服というバリエーション)と会話していた。
94: ◆VciN2PRcsw[saga]
2012/06/20(水) 01:18:33.65 ID:53CyeT2I0
明るく、はきはきとした声で名前を呼ばれ、垣根はダルそうに声の下方向へ顔を向けた。
そこに居たのは、予想を全く裏切らない人物だった。
お嬢様学校に通う見目麗しい外見の女子中学生、学園都市の頂点であるレベル5の第三位、御坂美琴が小さく手を振って笑顔を向けている。
95: ◆VciN2PRcsw[saga]
2012/06/20(水) 01:20:00.97 ID:53CyeT2I0
「失礼しまーす……って、御坂さんこんなイケメンな知り合いがいたんですか? 水臭いなぁ、もっと早く紹介してくださいよー」
垣根を見た瞬間にテンションを上げているのは黒髪ロングの少女だった。
高いテンションに垣根はややイラっとしたが、ここでキレるのは大人げないと自分に言い聞かせる。
96: ◆VciN2PRcsw[saga]
2012/06/20(水) 01:24:06.61 ID:53CyeT2I0
「初めましてですの。ワタクシは白井黒子と申しますの。風紀委員【ジャッジメント】としても活動していますので、以後よろしくお願いいたしますわ」
ペコリと頭を下げたのはツインテールの少女だった。
風紀委員というのは学生で構成された治安維持部隊で、いわゆる警察のようなものだ。
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