過去ログ - 真「時をかけるボクら」
1- 20
32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/06/21(木) 23:02:48.16 ID:uTpzYHHlo
面白そう。 go on.


33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/06/21(木) 23:35:38.24 ID:WJc3nC3DO
―高そうな車だなぁ。
―あ。いま、運転手さんと眼があっちゃった。
―父さんと同年代くらいの人かなぁ?

ゆっくりと流れていく時間の中で、そんなとりとめの無いことを考えてた。
以下略



34:>>33に誤字があったので修正[sage]
2012/06/21(木) 23:53:21.71 ID:WJc3nC3DO
―高そうな車だなぁ。
―あ。いま、運転手さんと眼があっちゃった。
―父さんと同年代くらいの人かなぁ?

ゆっくりと流れていく時間の中で、そんなとりとめの無いことを考えてた。
以下略



35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/06/22(金) 00:32:49.81 ID:Fsaj4ffDO
白かった世界がどんどん暗くなっていく。
全身を包んでいた感覚も徐々に消えていった。

(あぁ、死んじゃったのか、ボク)

以下略



36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/06/22(金) 21:18:17.80 ID:Fsaj4ffDO
「君、高校生だよね?こんな時間に何やってるの?」

「へ?」

声をかけられて振り向くと、お巡りさんが2人立っていた。
以下略



37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/06/22(金) 21:45:20.50 ID:Fsaj4ffDO
「ボ、ボク……えっと……事故で……」

混乱した頭のままで、途切れ途切れの言葉を発しているボク。
これじゃあ、どこからどう見ても怪しい子だよね……。

以下略



38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/06/22(金) 22:15:10.93 ID:Fsaj4ffDO
年配のお巡りさんはさっき、『夜中の4時』って言ってた。
ボクが事故に合ったのは確か……。 !
混乱し過ぎてクラクラしている頭をフル回転させて、昨日あったことを振り返る。

英語の補講を受けたあと、智秋たちとカレー屋さんでお昼ご飯を食べた。
以下略



39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/06/22(金) 23:14:28.65 ID:Fsaj4ffDO
「何をブツブツ言ってるんだね?」

「へっ?あ、えっと……その……」

「まぁ良い。ちょっと交番まで良いかね?」
以下略



40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/06/23(土) 00:00:18.67 ID:+qQwClRDO
ペダルをこぐ脚を止めることなく、自分の家を目指した。
とにかくいまは、落ち着いて考えることができる時間と場所が欲しい。
ニャン太を抱いたまま布団に転がって、もう一度『昨日』を振り返ってみよう。

明かりの消えている家に着くと静かに自転車を片付け、バッグからカギを取り出した。
以下略



41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/06/23(土) 01:49:58.99 ID:+qQwClRDO
「ホントに8月20日なんだ……」

理解不能な現実を突きつけられて、また頭がクラクラしてきた。
制服を着たままで布団に仰向けになり、天井に向けて両手をかざした。

以下略



110Res/68.71 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice