42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/06/23(土) 02:25:18.99 ID:+qQwClRDO
「あんた、何で制服着たままで寝てるの?」
呆れたような母さんの声で眠りから覚める。
「いま……何時?」
43:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/06/23(土) 02:48:16.19 ID:+qQwClRDO
「おはようみんな!」
1回目と同じように、補講開始の10分前に教室に入った。
2列隣に座っている宏美に、今度はボクの方から声をかけた。
44:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/06/23(土) 03:20:49.15 ID:+qQwClRDO
始業のチャイムが鳴り、1回目と同じ服を着てる先生が答案用紙を配り始める。
手元にやってきたそれを見るなり、思わずガッツポーズしてしまいそうになった。
(まったく一緒だ!)
45:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[sage]
2012/06/23(土) 09:27:31.30 ID:kjSfFQHpo
いい雰囲気だね
46:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(西日本)[sage]
2012/06/23(土) 12:19:00.36 ID:5cxli41io
タイムリープしたあとも場所はかわらないんだな
原作と違う気がするけど仕様なのか?
47:>>46 仕様です[sage]
2012/06/24(日) 01:49:10.89 ID:uoOHMsMDO
終わりのチャイムが鳴るのとほとんど同時に、先生に答案用紙を差し出した。
1人で教室を飛び出そうとしたボクに、直美から声が飛ぶ。
「あっ、真!お昼ご飯は?」
48:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/06/24(日) 02:12:29.39 ID:uoOHMsMDO
「真君、大丈夫?熱でもあるの?」
お昼ご飯のおにぎりを頬ばりながら、美希が言った。
雪歩は『可哀想な人』を見るような目で、黙ってボクを眺めてる。
49:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/06/24(日) 21:13:23.22 ID:uoOHMsMDO
1回目の8月20日のことを、頭の中でもう一度振り返った。
智秋たちとカレー屋さんに行って、先に店を出たのが13時を10分ほど過ぎたころ。
その時間にはもう、空は黒い雲に覆われ始めていた。そしてスリップ事故が起きたのが、13時25分。
携帯電話の時計を見ると、いまは12時40分だった。
50:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/06/24(日) 21:36:13.28 ID:uoOHMsMDO
雨が降り出す前にレッスンスタジオに入り、更衣室で身体をほぐす。
レッスンが始まるころには、強い雨がスタジオの窓を叩いてた。
「すぐそこの信号で事故があったみたい」
スタジオに入ってきたトレーナーさんが、少し興奮した様子で教えてくれた。どうやら野次馬に行ってたみたいだ。
51:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/06/24(日) 22:06:43.80 ID:uoOHMsMDO
「戻りました」
事務所のドアを閉じながら言うと、奥から美希が駆け寄ってきた。
「真君スゴいの!」
52:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/06/24(日) 22:19:01.08 ID:uoOHMsMDO
「これは3人だけの秘密。いいね?」
「うーん……」
そんなに喋りたいのか……。
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