過去ログ - セイバー「問おう、貴女が私のマスターか?」禁書目録「え?」
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9: ◆ecH57LqR9PZC[saga sage]
2012/06/22(金) 16:41:05.11 ID:XW9EKdn60
「ぐぅっ!?!」

刺された、痛みが全身に波のように広がっていく。
私に刺さっている真っ赤な槍は、こと無げに突き出さしたクー・フーリンが持っていて、その彼は苦々しそうに私じゃない誰かを睨んでいた。

「何のつもりだ!? 痛み無く殺してやるつもりだったのに手元が狂ったじゃねぇか!!」

「く、う…………」

ギリギリ心臓を外れているおかげで即死はま逃れたけれど、死はどんどん這いよってくる。
薄れる視界で必死に彼が誰に向かって喋っているのかを確認しようと首を動かした先には。

「まー、悪いけどそいつを殺して貰っちゃ困るんだにゃー」

「もと、はる?」

隣人にしてとうまの友人の土御門元春その人が立っていた。
長身金髪アロハにサングラスの怪しい出で立ちそのままに。

「はぁ? 殺して貰っちゃ困るって何を―――ちっ!」

「インデックス! それを持ってサーヴァント召還を行え! お前なら出来る! お前でしか出来ない!」

もとはるが私に向かって何かを投げてきた。
布に包まれた随分と重たいそれを抱えながら、私は朦朧とする意識の中で記憶に刻まれている情報を読み込んでいく。



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