過去ログ - ジグソウ「魔法少女だと?」
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8:[saga sage]
2012/06/23(土) 20:08:20.76 ID:d6c9pAoQ0
ほむらが扉を開けた瞬間、すぐに扉を閉めて、扉から背を向ける。

ほむら「なに…なんなの!?いまの!!!」ハァハァ

状況が飲み込めず、呼吸を荒げ、ただ目の前の視界から目をそらしたかった。
以下略



9:[saga sage]
2012/06/23(土) 20:09:12.83 ID:d6c9pAoQ0
ほむら「……」

このときほど、自分が昔と違い、物怖じしなくなったことに感謝したことはない。以前の自分なら失神確定だったからだ。
だがそんな物怖じしなくなった自分ですら、酷い恐怖と絶望を感じた

以下略



10:[saga sage]
2012/06/23(土) 20:10:16.45 ID:d6c9pAoQ0
変わり果てたその青い髪をした少女の遺体を、膝を地に着け、片手で背中を支える。立場上険悪な中になることが多かったが、それでもまどかの大事な友人だ。短気だが根は優しいのもよく知っている。

痛みを労いたいが時間がない

しかし足を進めようとするが足が上がらない。目線は徐々に横へとスライドさせる
以下略



11:[saga sage]
2012/06/23(土) 20:11:26.01 ID:d6c9pAoQ0
見たくない、信じたくない

その想いとは裏腹に、ほむらはさらに視線をスライドさせ、視野を広く見渡す


以下略



12:[saga sage]
2012/06/23(土) 20:12:21.58 ID:d6c9pAoQ0
ほむら「まどか!!まどかああああああ!!!」

ほむらは変わり果てたまどかの亡骸に顔を埋めながら、狂ったように泣き叫ぶ

ほむら「あああああ!!!ぁぁ……!!アアアアアアアアアアああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」
以下略



13:[saga sage]
2012/06/23(土) 20:13:15.67 ID:d6c9pAoQ0
ほむら「!!?インキュベータ!!!」

QB「やあ、ほむら…っていっても、ぼくは君と契約したおぼえはないんだけどね」

ほむら「QB!!これは一体どういうこと!!『彼』ってなに!!?」
以下略



14:[saga sage]
2012/06/23(土) 20:15:14.63 ID:d6c9pAoQ0
『やあ、美樹さやか、そして鹿目まどか。ゲームをしよう』

『今回君達には、生きることへの喜びの実感をかみ締めてもらいたい』

『世の中の大半はカオスに満ちている。しかし君たちは、毎日飽きるような平和の日々だけだ。悪くはない。だが、その生活が君達に平和ボケを生み…危機感の欠如をもたらす』
以下略



15:[saga sage]
2012/06/23(土) 20:15:44.37 ID:d6c9pAoQ0
ドォォォン!!!


ほむら「……クッ」プルプル

以下略



16:[saga sage]
2012/06/23(土) 20:17:33.39 ID:d6c9pAoQ0
『ルールを説明しよう。簡単だ。そこにある鉈(なた)で自らの両足と利き腕を切断するんだ』

『これができなければ、家族、そしてきみの愛しき人の首に設置した爆弾が起動するだろう』

『君は、利き腕と両足をこのゲームのサクリファイス(生贄)にすることにより…何かを守ることができるだろう』
以下略



17:[saga sage]
2012/06/23(土) 20:19:02.26 ID:d6c9pAoQ0
同時にゆっくりと視線をまどかとさやかの方へむける。2人の足枷は肉塊と共に、外れていた。
しかし2人…いや3人全員の頭部には、穴があり、その付近の皮膚はくすんだ赤色染まっていた。


ほむら「……教えて」
以下略



18:[saga sage]
2012/06/23(土) 20:23:23.78 ID:d6c9pAoQ0
時間は元に戻り、それより数日が経った…


【廃工場】

以下略



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