過去ログ - うたわれるゴロー 〜孤独な男のグルメ旅〜
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga]
2012/10/04(木) 22:03:00.75 ID:9vC2iN/SO
槌の如く腕を縦に振るう、失敗作のアヴ・カムゥ達だが…
トウカ「一つ、二つ、三つ、四つッ!」ズパスパザシュスパッ
オボロ「ふん! 動きがトロいぜ!」サッ スッ
クロウ「おらよっと!!」ザンッ!
ベナウィ「単調な攻め手では我等を捉えられません」ヒュンヒュン! ザクリ!
ドリィ「矢だと…少しキツイかも……」
グラァ「敵の注意を反らすだけにしよっか」キリ…
まともに動けぬ木偶が、強者達を阻む事など出来はしない。
ハクオロ「はあっ! やっ!」ブンッ! ザクッ!
ゲンジマル(……数が多い。我々が此所に来ることが判っていたかのよう…)
ハクオロ(……どうも妙だ。廃棄されたものとはいえ、
私達の通る路筋を読んでいたかのような配置をされている……)
疑いを孕みながらもトゥスクルの戦士達は幾多の巨体を倒し、進む。
ハクオロ「……はぁ、はぁ」
オボロ「……ゴホッ! 流石に息が辛い」
邪魔者を倒した彼等の目前に溶岩の川にかかる小さな石橋が見えた。
橋を越えた先、岩壁に掘られた洞穴が彼等の目指す牢屋への入口だ。
ゲンジマル「後はこの橋を渡り、あの岩床を抜ければ……」
ベナウィ「皆、息を整えなさい」
トウカ「……やはりおかしい。ここまであれだけの妨害があって、
牢付近に一切罠の類いが無いというのは……」ケホケホッ
クロウ「本命は、あの先にあるって感じかもな」ウッホン!
ハクオロ「言う通りかもしれん。一人ずつ、橋を越えよう」
ゲンジマル「では、最初は某が行かせて頂く」スタッ
一行の中で、唯一この劣悪な環境に影響を受けていないゲンジマル。
他の者らを僅かでも休ませようと、時間をかけて橋を渡る……
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