過去ログ - うたわれるゴロー 〜孤独な男のグルメ旅〜
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966:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/10/18(木) 20:41:56.92 ID:X6RlITkSO

ゴロー「で、なんで俺は生きてるんだ? 傷だって……」チラッ


 ……やっぱり、塞がっている。


ムツミ『おじさまはお父様と契約した。
   “失われた料理の数々を独りで、静かに、豊かに楽しみたい”、これが望み』


ゴロー「……お前、そんな事を代わりに言ったのか」


 困ったろうなぁ、アイツ。


ムツミ『元のお父様の記憶で食べ物の成分は判っていても……』

ゴロー「一度滅んだ文明の食べ物を再現するのは……骨が折れたろう」

ムツミ『……うん。すぐ叶えられる願いじゃなかった』

    『だけどあの時、お父様はこう考えたの』


 〜〜〜〜〜〜


『憑代ガ必要ダ。我ノ身ヲ癒ス時間ガ要ル』

『ソレニ…ココカラ“子”ヲ探サネバナラヌ……』

『アノ者達ハ、モハヤモノ言ワヌ。研究所ノ知識ガ欲シイ』

『そしテ、コノ者は…わレ…の友……だ。あの肉塊にしたクなイ』


 〜〜〜〜〜〜


ムツミ『だから、この願いでもお父様は契約した』

    『目的を果たした後は、もう一人の憑代として身体に取り込んだの』


ゴロー(いつか、自分が分裂する事がわかってたのかもしれない)


ムツミ『話を続けるよ。願いを叶える為、お父様は貴方を少し作り替えた』

    『貴方とお父様、二人に共通していた存在“井之頭五郎”に』

    『……貴方の心や魂が、近かったからみたい』


ゴロー(……という事は、もしハクオロに“美味しんぼ”を貸してたら)




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