過去ログ - うたわれるゴロー 〜孤独な男のグルメ旅〜
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980:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/10/18(木) 21:48:26.16 ID:X6RlITkSO

 《 回想再開 》


ムツミ『……わかった? おじさまは今、お父様でもあるの』

ゴロー「な、なんとなく……」

ムツミ『おじさまは、私に協力して欲しい』

    『あっちのお父様を動けなくして、アマテラスで狙い撃つ為の助けを』

ゴロー「…………存在は知ってたけど、かなり危ないよなぁ」

ムツミ『多分、普通に射ったらクンネカムンの都全て壊せる』

ゴロー「……それしか手がないのか? さっきの光剣で倒すとかは?」

ムツミ『お父様は生半可な事じゃ殺せない。
     まず肉体を完全消失させる必要がある』


ゴロー「――じゃあ、これだけは約束してくれ」

   「出来るだけ、被害は軽くすること。
     これを約束出来ないなら、俺はムツミに協力しない」


ムツミ『……わかった。努力する』コクン


 《 回想終了 》


約束の為、『前回』のような略式攻撃ではなく、入念な準備を行うムツミ。


ムツミ『準備、完了。あとは……ん』


衛星から送られてくる電気信号を捉える。


ムツミ『お父様が、少し動きだした』


脳内で映像に変換し、離れた場所に居る『分身』の挙動を確認。

ただし、判ったところで意味はない。
現在、彼女はクンネカムンの遥か上空を飛行しているからだ。
衛星と繋がっている間、自分が無防備になる為、
如何なる攻撃も届かない安全な場所に逃げる。

……つまり地上で何かあっても、手出し出来ない状態に、今のムツミはなっていた。




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