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2012/07/04(水) 23:49:06.89 ID:WPhllUuW0
僕は絢辻さんと一緒に夕食を作った。彼女はあまり料理はしないというが、たまに僕が味音痴な美也の代わりに作るもの以上に丁寧でこっちが参考にしたいくらいの腕前があった。
橘(絢辻さんの手料理なんて何気に初めてだよな)
以前、彼女と一緒に昼食を食べたことがあった。彼女はそのとき自分の弁当とおにぎりを持ってきてはいたのだが、その際、彼女自身が作った料理はどれなのかクイズを出された。僕は弁当のおかずのどれかを答えたがハズレだった。後に彼女が言うには自分で作ったのはおにぎりだという。弁当は誰が作ったのかはわからなかった。そういえば彼女はあのとき弁当は僕にあげて、彼女自身はおにぎりだけしか食べていなかった。
橘「絢辻さんって料理も上手いんだね」
絢辻「…一人でいるときは自分で作ってたからそれなりには。橘君だって料理できるじゃない」
橘「美也の奴が味音痴だからさ、反動でそうなったんだよ」
美也「こらー聞こえてるぞ」
橘「美也、いたのか」
美也「夕食を食べてるとき、嫌味な小姑の様にネチネチ言ってやる。」
橘「お前はまたそんなことを。そういえば、美也が小姑なら絢辻さんはお嫁さん、僕はその夫ってなるのかな?」
ゴトッ
橘「絢辻さん、大丈夫!? 野菜落としたよ」
絢辻「ご、ゴメンネ。今、野菜を洗い直すわね//」
橘(心なしか顔が赤い気がする)
「いったい、どうしたのかな?」
美也「いや、普通わかるでしょ」
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