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2012/07/05(木) 00:36:42.31 ID:8IGn8/4q0
夕食を3人で食べた後、それぞれ風呂に入り、上がった後は適当にくつろいでいた。僕と美也でリビングでテレビを見ていると絢辻さんが学校の教科書を持ってきて近付いてきた。
絢辻「ねえ、橘君。今日元々やる予定だった勉強を今から一緒にやらない? 美也ちゃんも一緒にどう?」
絢辻さんの勉強の教え方は上手だし、彼女のおかげで僕の成績も上がってきたので僕は快く頷いた。美也は面倒くさそうにな顔をしていたけど、絢辻さんの勉強は為になるぞと話すと少し考えた後、「わかった」と言い、勉強道具を持って来た。
美也「教わられてやるのだ」
僕たちは他愛の無い会話を話しながら勉強をした。
美也「ふあーー。もう寝ようよ」
絢辻「そうね、もう遅いもんね。勉強はここまでにしましょうか」
橘「そうだねじゃあ、寝よう。お休み。」
僕と美也は自分の部屋へ戻ることにした。絢辻さんは両親の部屋で寝ることになった。別にいいよね? 父さん、母さん?
自室
ワンワンワン、ワオーン
橘(やけに犬の鳴き声が五月蝿いな)
トントン
橘「? はーい」
絢辻「橘君」
橘「絢辻さん、どうしたの?」
絢辻「何だか怖くて眠れなくて。外から犬の鳴き声と・・・女の人の悲鳴が聞こえた気がするの」
橘(絢辻さんも聞こえてたのか、それにしても悲鳴?)
絢辻「お願い、今日は一緒にここにいさせて」
橘「あ、絢辻さん! それはいくらなんでも」
絢辻「私を橘君の好きにしてくれてもいいから。お願い、一人にしないで!!」
橘(好きにしていいって(;゚Д゚)! お宝本のようなこともしていいってことなのか? いや、そうじゃなくて!)
橘「だ、駄目だよ絢辻さん。好きでもない男の部屋で一緒に寝るなんて」
絢辻「馬鹿! 橘くんは全然分かってない! あたしがここにきたのは橘君のことが…」
一方その頃
ワンワンワン、ワオーン
美也(どこの野良犬〜? 五月蝿くて眠れやしないよ。トイレに行ってこよう)
シャー
美也(ふう、すっきりした。あれ、あれは絢辻先輩? にいにの部屋に入っていく。……まさかにいに、絢辻さんを住まわせてることをいいことに先輩に何かエッチなことを要求しようとしてるな。よし、ちょっと懲らしめてやる)
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