171:猫宮[saga]
2013/02/16(土) 18:40:41.01 ID:KxXneJhK0
「ご、ごめん、唯……。
そんなつもりじゃなかったから……」
澪さんが戸惑った表情で唯さんに謝った。
172:猫宮[saga]
2013/02/16(土) 18:41:07.67 ID:KxXneJhK0
「じゃあ、メンバーを紹介しまーす!
ギター!
休みの日にはいつもゴロゴロ!
甘い物は私に任せろ!
173:猫宮[saga]
2013/02/16(土) 18:44:43.96 ID:KxXneJhK0
「最後に私!」
澪さんの拳を物ともせず、律さんはまた楽しそうに続ける。
174:猫宮[saga]
2013/02/16(土) 18:46:17.47 ID:KxXneJhK0
今宵はここまでです。
大変長くなりましたが、ようやく次回からライブが始まります。
よろしくお願いします。
175:猫宮[saga]
2013/02/18(月) 18:28:05.14 ID:mtbqa2Ua0
▽
176:猫宮[saga]
2013/02/18(月) 18:29:27.06 ID:mtbqa2Ua0
分かる……。
私にも分かるよ、澪さん……。
私はそんなに大きな場所で演奏した事はほとんど無いもん。
ギターを聴かせるのも、家族かあの子か限られた人達の前だけだった。
学校の講堂とは言え、こんなに大きな会場で演奏した事なんて無かった。
177:猫宮[saga]
2013/02/18(月) 18:32:24.72 ID:mtbqa2Ua0
「澪ちゃん」
舞台上に声が響いた。
優しい、温かさを持った、嗄れた声。
178:猫宮[saga]
2013/02/18(月) 18:33:03.63 ID:mtbqa2Ua0
「ワン・ツー・スリー・フォー・ワン・ツー・スリー!」
律さんがドラムのスティック同士を叩いてリズムを取った。
唯さんのギターの演奏が始まり、澪さんと紬さんがそれに手拍子を合わせる。
179:猫宮[saga]
2013/02/18(月) 18:35:42.88 ID:mtbqa2Ua0
「梓ちゃん……!」
不意に感極まった表情で憂ちゃんが言った。
今にも泣き出してしまいそうなくらい、感激した表情。
180:猫宮[saga]
2013/02/18(月) 18:36:13.09 ID:mtbqa2Ua0
「ふわっ?」
大きな音を立てて正面から見事に澪さんが転倒した。
うわあ……、すっごく痛そう……。
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