過去ログ - 勇者「王様が魔王との戦争の準備をしている?」
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963: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2013/03/13(水) 11:24:40.93 ID:wBktaGLT0

グローテ「国のために戦い、死んでなお、国のために儂に力を貸してくれるのじゃ。それくらいはするさぁ」

 老婆の声が聞こえた。その姿こそ見えないが、声
は……死にそうだ。私といい勝負かも。

 そうか。死者は、死んでからも、国の行き先を憂うか。国のために再度死ねるか。
 なら、きっと私も同じ。
 私は九尾を憂うだろう。だからこそこんなことを、

アルプ「ひゃはっ! こんな無駄なことをして、馬鹿なやつだよ私ってばさ!」

 さようなら、九尾。
 私の最高の……友達? わかんないや。ひゃはっ。

 剣がついに私の首を刎ねたのを、宙に舞う頭部で、確かに見た。

 吹き出す血液。

 薄れゆく意識の中、私は思った。

 かかった。

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