20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/07/15(日) 13:33:38.11 ID:Hnia8WO7o
外は雪が降っていた。冬の空気。街中は白くかすんで見える。
吐く息は白くて、なんとなく心細い。
"心細い"という言葉が胸にすとんと落ちる。心細いのだ。
たった少しの距離を歩くにも、足元がおぼつかない。
俺はちゃんと目的地まで歩いていくことができるんだろうか。
なんだかずっとこうだ。なんとなく不安。
ただ歩くことさえ、立ち止まることさえ上手くできている気がしない。
ひとりぼっちじゃ不安なのだ。
ずっと前からこう。なんとなくだけれど。
大丈夫なんだろうか。やっていけるんだろうか。
それを考えるのは、あまりに馬鹿らしいという気もするのだけれど。
というよりは、「いまさら」だという気もするのだけれど。
まぁそんなのはどうでもいい。比較的どうでもいい。
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