過去ログ - 涅マユリ「椎名・・・まゆり・・・?」
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2012/08/01(水) 16:54:27.59 ID:5brNt00O0

こんな話をしている内に、もう昼を過ぎてしまっている。
岡部以外のメンバーはコミケとやらに行っているらしい。コミケと言うモノは、現世の人間にとってのお祭りのようなものらしい。


涅マユリの落胆に気付かないのか、ネムは質問をする。

ネム「ところで、私があなたの霊圧を知覚できたのは、私があなたに出会った瞬間からでした。しかしあなたは霊圧を隠していないと言いましたね。ならばそれは世界線の移動と何か関係があるのではないでしょうか?」

『異物』という言葉が涅マユリの脳裏に浮かぶ。

涅マユリ(私は自分の意思で世界線を移動したことはない。)

涅マユリ(全て岡部倫太郎に引きずられるように世界線を越えて来た。)

涅マユリ(この世界に於いてはネムが生きた時間こそ正常。私はこの世界では・・・異物・・・か。)

涅マユリは力なく答える。
涅マユリ「それは多分・・・わたしが異物だから・・・だヨ。」

ネムからすれば唐突な言葉だった。
ネム「?」

涅マユリ「私はこの世界線では既に死んでいる。もう存在しないハズの者だ。そんな者がこの世界に、生きている。明らかに異常だ。」

涅マユリ「かといって私は自由に世界線を越えられるわけじゃない。だからこの世界は、私を存在しないものとした。少なくとも、誰にも認識されないものは無いのと同じだ。」



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