過去ログ - 美琴「何、やってんのよ、アンタ」垣根「…………ッ!!」
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2012/07/17(火) 00:38:44.70 ID:JmGF+Vf80
「……物質生成(マテリアクリエイト)。大能力者(レベル4)だ」
とりあえずそれっぽい能力を言ってみた。
実際当たらずとも遠からず、といったところか。生み出す物質がこの世界にあるかないかの違いはあるが。
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2012/07/17(火) 00:45:55.86 ID:twqMR4KI0
なんという俺得!
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2012/07/17(火) 00:49:07.17 ID:JmGF+Vf80
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2012/07/17(火) 00:55:34.96 ID:JmGF+Vf80
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2012/07/17(火) 01:03:48.62 ID:JmGF+Vf80
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2012/07/17(火) 01:09:15.15 ID:JmGF+Vf80
垣根は自宅に着くとシャワーをあび、ゴロンとベッドに横たわった。
テレビやパソコンはあるものの、漫画やゲームといった娯楽系の物は一切置かれておらず、彼くらいの年の少年にしては質素な部屋だ。
その時、垣根の携帯が鳴った。
確認してみれば表示されている名前は「心理定規(メジャーハート)」。
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2012/07/17(火) 01:12:08.62 ID:JmGF+Vf80
『あらやだ、ちょっとした冗談よ。冗談の通じない男はモテないわよ?』
「いちいちカンに触る野郎だなテメェは…… さっさと用件を言え。死ぬか?」
垣根はこの少女の飄々とした態度や物言いが好きではなかった。
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2012/07/17(火) 01:13:48.50 ID:JmGF+Vf80
御坂美琴はその実力と性格から多くの人望を集めている人間だ。そんな彼女が突然姿を消せば大騒ぎになるのは自明の理。
風紀委員(ジャッジメント)や警備員(アンチスキル)も全力で捜索するだろうし、彼女と親しかった人間も黙っていないだろう。
圧力をかけることもできるが、もともと警備員は有志によるボランティア。つまりお人好しの集まりだ。
中には個人的に動く者もいるだろう。風紀委員も同様だ。彼女の知り合いたちは圧力をかけられたからといって諦めはしないだろう。
そうなれば暗部の存在が露呈するリスクも高まってしまう。
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2012/07/17(火) 01:18:33.59 ID:JmGF+Vf80
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2012/07/17(火) 01:19:59.29 ID:JmGF+Vf80
「いらっしゃいませー。おひとり様ですか?」
「ひとりで。禁煙席で頼む」
「でしたら、あちらの席へどうぞ」
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2012/07/17(火) 01:22:39.72 ID:JmGF+Vf80
料理に手を伸ばしながら何気なく窓の外に目をやる。
今日は土曜日で、学校が休みなため平日なら登校時間にあたるこの時間でも学生の姿はほとんど見られない。
人口の八割が学生のこの学園都市では、学生がいない、というだけで一気に人が少なくなる。
だがちらほらと僅かながら学生の姿も見られた。その中のひとりの女の子と偶然目が合う。御坂美琴だ。
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