過去ログ - 美琴「何、やってんのよ、アンタ」垣根「…………ッ!!」
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◆nPOJIMlY7U
[saga]
2012/07/18(水) 23:06:48.10 ID:nE0vsstG0
1です。
上条さんは日常パートでは出てきますが、本筋では途端に空気になります
では以下投下
85
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2012/07/18(水) 23:08:21.60 ID:nE0vsstG0
「上条。ちょっと右手借りるぞ」
垣根は上条の右手を自身の右手でつかみ、握手するような形になった。
演算を開始する。『物質生成』ではなく『未元物質』として、つまり全力で能力を発動させる。が、
以下略
86
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2012/07/18(水) 23:10:04.13 ID:nE0vsstG0
だが、上条当麻には通用しなかった。
「垣根? なんか難しい顔してどうした?」
手を離した上条が垣根の顔を覗き込む。どうやら戸惑いが表情に出てしまっていたらしい。
以下略
87
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2012/07/18(水) 23:11:23.62 ID:nE0vsstG0
「じゃあ、俺たちも帰r……」
そこまで言ってなにかを思い出したようにピタリと動きが止まる上条。
現在時刻はおおよそ一般家庭での夕食の時間にあたる。しかも今日は朝から遊んでいたので昼食の時間も帰宅していない。
つまり、家では白い修道服を着たシスターが……
以下略
88
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2012/07/18(水) 23:14:11.27 ID:nE0vsstG0
だが、垣根は冷静になって考えていた。
上条の幻想殺しはたしかに恐ろしいが、あくまで打ち消すだけだ。
防御には優れていても、攻撃手段は殴る蹴るといったものしかない。
ならば距離を離せばいい。一番いいのは飛翔することか。
飛んでしまえば上条は手の出しようがない。後は上条が力つきるまで上空からいたぶればいいだけだ。
以下略
89
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2012/07/18(水) 23:16:18.44 ID:nE0vsstG0
能力者の能力は『自分だけの現実(パーソナルリアリティ)』を土台として発動する。
演算能力があっても『自分だけの現実』が脆弱では能力は発現しない、あるいはしても低レベルになるのだ。
『自分だけの現実』とは簡単に信じる力・妄想力と言ってもいい。
たとえば潜在的に温度操作の能力を秘めている人でも、水は火にかけなければ沸騰しないと信じ込んでいれば温度操作の能力は顕現しない。
以下略
90
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2012/07/18(水) 23:18:04.03 ID:nE0vsstG0
問題はねえ。妙な右手を持ったところで、それが勝敗を決するわけじゃない)
落ち着いて対処すれば上条は敵ではない。美琴は自分には遠く及ばない。
垣根は冷静かつ客観的な分析の結果、油断さえしなければあの二人を下せると判断した。
だが、美琴の能力使用などお遊び程度のものしか見れていない。あの程度ではあまり参考にはならない。
以下略
91
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2012/07/18(水) 23:24:09.03 ID:nE0vsstG0
垣根は自宅につくなりすぐに『スクール』の上役に連絡をとった。
以下略
92
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2012/07/18(水) 23:27:05.37 ID:nE0vsstG0
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93
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2012/07/18(水) 23:28:15.34 ID:nE0vsstG0
「そういえばお姉様、昨日は聞けませんでしたが、あんな時間までどちらへ行かれてましたの?」
「ちょっと友達と、ね」
美琴がそう返すと、何故か白井の様子が一変した。
以下略
94
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2012/07/18(水) 23:29:34.64 ID:nE0vsstG0
白井の手が美琴の顔や肩をなでていく。このままでは胸にまでいきそうだ。
いつもならこの辺で美琴が電撃で撃退するのだが……
(駄目。やっぱり今までみたいには撃てない)
以下略
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