過去ログ - 美琴「何、やってんのよ、アンタ」垣根「…………ッ!!」
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95: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/07/18(水) 23:30:33.01 ID:nE0vsstG0
しかしやはり撃退するには火力が足りなかったようで、少しだけ威力を上げることにする。
電撃を浴びながら恍惚とした表情を浮かべて悶えている白井を見て、美琴は大きなため息をついた。
変態要素さえなくなれば、友達想いの心優しい後輩なのだが。

いまだに余韻にひたっている白井に一言断ってから、美琴は洗面所で洗顔や歯磨きを済ませる。
以下略



96: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/07/18(水) 23:34:57.86 ID:nE0vsstG0
『素養格付(パラメータリスト)』、というものがある。
それは学園都市の最高機密のひとつで、全ての学生の才能が記録されている。
それはつまり誰が無能力者止まりで、誰が超能力者にまで上り詰められるのかが人目で分かるということだ。

弱冠十四歳で美琴が超能力者の第三位まで至ることができたのは、その『素養格付』に証明される才能があったからというだけではない。
以下略



97: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/07/18(水) 23:38:36.43 ID:nE0vsstG0
それが美琴をご機嫌にしている、理由。

その友人の名は垣根帝督。
初め、彼が超電磁砲か、と問うてきたときは若干警戒もした。もしかしたら偶然ではなく故意的に接触してきたのではとも深読みした。
超能力者だと分かって近づいてくる者にいい思い出がないからだ。
以下略



98: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/07/18(水) 23:39:52.92 ID:nE0vsstG0
結局今日は最後まで授業に身が入らなかった。
特に予定もないのでまっすぐ帰ろうとすると、メイド姿の少女に声をかけられる。

「みさかみさかー、なんでそんなにご機嫌なんだー?」

以下略



99: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/07/18(水) 23:40:47.44 ID:nE0vsstG0
一方の舞夏はその反応を図星だと捉えたのか、むふふと意味ありげに笑った。

「うむうむ。若きことは良きかな良きかな。青春してるなー、みさか」

「だから違うっつーの!」
以下略



100: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/07/18(水) 23:48:37.11 ID:nE0vsstG0
「……何やってんのよ、アンタ」

美琴はバチバチと全身に電撃をまとわせている。

「ハァハァ……お姉様の臭いがしますわ……ってお姉様!?」
以下略



101: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/07/18(水) 23:49:33.15 ID:nE0vsstG0
拍子抜けしたような表情をした白井だったが、すぐになにか思いついたようだった。

「お姉様。やっぱりなにか良いことがおありに? ずっと嬉しそうなお顔をなさってていますし、昨日お帰りが遅かったのもそれでしょう。
類人e……もとい、例の殿方でもないといっておりましたし、どうしたんですの?」

以下略



102: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/07/18(水) 23:50:55.43 ID:nE0vsstG0
「垣根さん、ですの。機会があれば一度お会いしてみたいですわね、その殿方と」

「今度黒子も一緒に来る? きっと仲良くなれるわ」

「よろしいんですの?」
以下略



103: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/07/18(水) 23:52:06.31 ID:nE0vsstG0
投下終了。
一回の投下量が多いか……?

減らしてもいいかな?チラッ


104:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[sage]
2012/07/18(水) 23:53:15.79 ID:NvdBla1co

負担でないのなら、このままでお願いします


105:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]
2012/07/18(水) 23:55:36.55 ID:t6UHXn100

>>1のやりたいようにやってください  (かなしいけどね)チラッ


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