過去ログ - 美琴「何、やってんのよ、アンタ」垣根「…………ッ!!」
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878: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/10/01(月) 23:41:27.69 ID:rr+igo730
「目の前でそんだけ大食いされりゃ食欲もなくなるわボケ」

「ていとくは女の子に対するでりかしーが欠けてるかも」

と言いながらも食べるのはやめないインデックス。
以下略



879: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/10/01(月) 23:44:44.08 ID:rr+igo730
思わず間抜けな声を出す垣根。
彼は上条と美琴の契約が終わるのを待っていたのだ。
そこにこの少女がやってきてその場を離れてしまったが、もうだいぶ時間が経っている。
契約はもう終わっていて当然だろう。
彼はそれをすっかり忘れてしまっていた。
以下略



880: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/10/01(月) 23:45:31.82 ID:rr+igo730
「そうか。んじゃじゃあな」

垣根は財布を取り出し、たとえインデックスが全メニューを制覇したとしても十分足りる金額を渡す。
だがそれを受け取った当のインデックスはきょとんとした顔を浮かべ、

以下略



881: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/10/01(月) 23:46:51.58 ID:rr+igo730
そう言って、ニコッと満面の笑顔を浮かべるインデックス。
その笑顔はあまりにも眩しいものだった。

「……ハッ。俺が良い人、ね。
知らないってのは幸せだなあオイ」
以下略



882: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/10/01(月) 23:47:23.71 ID:rr+igo730
「でも、あなたが私を助けてくれたのは事実かも。
助けてくれたって言ってもごはんをくれただけだけど、それでも私はていとくに感謝してるんだよ」

「……言っとくが俺はクソッタレの外道だぞ。
お前なんかじゃ想像もつかないほどのな」
以下略



883: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/10/01(月) 23:48:22.16 ID:rr+igo730
「ていとくは、何かに苦しんでるように見えるんだよ」

「は?」

一体この少女は何を言っているのか。
以下略



884: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/10/01(月) 23:50:59.85 ID:rr+igo730

それは彼女がシスターとして何人もの苦しみを抱えた人たちに接してきたからこその言葉なのか。

「ずいぶん感動的なことを言うじゃねえか」

以下略



885: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/10/01(月) 23:51:37.55 ID:rr+igo730
インデックスは何も分かっていない。

「……だが、あいにく俺は無神論者でね。
そんな戯言に涙を流すような素直な人間じゃないんだわ」

以下略



886: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/10/01(月) 23:52:06.13 ID:rr+igo730

(チッ。なんなんだ、この胸のモヤモヤ感は)

垣根は無理に頭を切り替え、さきほどの会話をなかったことにしようとする。
だがどうしても頭の中をグルグルと回ってしまう。
以下略



887: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/10/01(月) 23:53:18.43 ID:rr+igo730





以下略



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