過去ログ - 将軍「久しいな」剣士「めんどくせぇつってんだろ!」
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◆ClmoeYz2r6
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2012/07/20(金) 20:16:22.23 ID:2/m7fxR+o
剣士「またむやみに良い酒を持ってきたもんだな」
将軍「土産だからな。気に入ったか?」
剣士「たまに飲む分にはな。毎日飲むと命が縮みそうだ」クイッ
以下略
7
:
◆ClmoeYz2r6
[saga]
2012/07/20(金) 20:17:24.94 ID:2/m7fxR+o
剣士「はぁ……」
剣士「? ……なにやってんだ。男2人で絡み合って」
護衛「あ、いや。これは……」
以下略
8
:
◆ClmoeYz2r6
[saga]
2012/07/20(金) 20:18:31.22 ID:2/m7fxR+o
剣士「ったく、面倒臭くってこんな不便なところに引っ越したのに、結局あまり変わらないもんなぁ」
将軍「仕様があるまいよ……それはそうと、護衛」
護衛「は、はっ!」
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9
:
◆ClmoeYz2r6
[saga]
2012/07/20(金) 20:18:57.90 ID:2/m7fxR+o
護衛「か、数々のご無礼、どうぞお許し下さい!」
剣士「お、おう」
護衛「いかなる処断も受ける所存にて……」
以下略
10
:
◆ClmoeYz2r6
[saga]
2012/07/20(金) 20:19:52.50 ID:2/m7fxR+o
将軍「だが、少し安心したよ、剣士」クイッ
剣士「なにが?」グビッ
将軍「人里を離れて独りで暮らすと聞いたときは心配したが……思ったよりも楽しげだ」トクトク……
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11
:
◆ClmoeYz2r6
[saga]
2012/07/20(金) 20:20:52.86 ID:2/m7fxR+o
――○年前 南の戦場
少尉(後の将軍)「くっ、押し返せないか……退却だ!」
兵士1「了解しました! 全軍退却!」
以下略
12
:
◆ClmoeYz2r6
[saga]
2012/07/20(金) 20:22:01.04 ID:2/m7fxR+o
少尉「何者だ!?」
剣士「援軍だ」
兵士1「援軍? 他はどうした? 一人じゃないか」
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13
:
◆ClmoeYz2r6
[saga]
2012/07/20(金) 20:23:44.29 ID:2/m7fxR+o
将軍「……退却した私たちが見たのは、先に退却して待ち伏せを受けた部隊の死体……そして、夥しい数の折れた剣、それだけだった」
将軍「待ち伏せがあったのは事実だったのだが、敵の部隊は撤退していたんだ」
護衛「全て一人で……?」
以下略
14
:
◆ClmoeYz2r6
[saga]
2012/07/20(金) 20:25:22.34 ID:2/m7fxR+o
将軍「お前があの日助けた人数は、私たちの小隊を含め、2個師団相当、約2万聞いている。あの作戦に参加していた部隊の8割だ」
護衛「え!?」
将軍「確保した退却路は実に6つ。分散して展開し、敵を包囲としていたところを逆手に取られて、各個撃破されていたところだったからな」
以下略
15
:
◆ClmoeYz2r6
[saga]
2012/07/20(金) 20:26:57.08 ID:2/m7fxR+o
護衛「ハァ、ハァ……」グッタリ
将軍「オリハルコンとアダマント、ミスリルを折り重ねて鍛えた一品……か」
将軍「国王との間で直々に、そして極秘にやりとりが交わされたので、私はその場に居なかったが」
以下略
16
:
◆ClmoeYz2r6
[saga]
2012/07/20(金) 20:28:40.28 ID:2/m7fxR+o
将軍「後で聞いたが、かなり手間をかけたらしいな。鍛冶に長けているドワーフたちに話を付けて、最高級の素材で作ったそうだ」
将軍「あの剣一本で、それなりの屋敷が二、三軒は建つらしいぞ」
剣士「過ぎたモノだよ。今思えば高くついた。おかげで国王様の依頼はしばらく断れなかったからな」
以下略
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