過去ログ - まどか「未来から来た私の子供!?」
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32: ◆Y9E2ABw2YKVM[sage saga]
2012/07/21(土) 22:03:38.03 ID:X9vlZUyI0
詢子「しっかし、まどかもやるじゃん。この子の顔を見るに母親の子はすっごい美人だよ。そんな子を落とすなんてさすがは私の子だ」
なんで私が父親だっていうことも信じてるの!!
なんで!? そこは信じられないよね普通!! っていうか娘の性別が変わるっていうのになんでそんなにあっさりしてるの!?
ほどか「はい、お母さんは凄く綺麗ですよ。まぁ私も写真でしか見たことないんですけどね」
詢子「たしかほどかが小さい頃に亡くなったんだっけ?」
ほどか「はい……。もともと体の弱い人だったらしくて、私を生んだ為に体に限界がきたみたいで……」
詢子「そう……」
ほどか「……私のせいで」
悲しそうな顔をして、そう呟くほどかちゃん。
なんだろうこの空気。私だけついていけてないよ……。
詢子「ほどか」
ほどか「なんでしょうか?」
詢子「辛い思いをしてきたんだね。でもね、これだけは覚えておけ。あんたの母親、
ほむらって子は、あんたを生んで絶対に後悔なんかしてないよ。
自分の体がどうなろうともあんたを生んだんだ。後悔なんかあるはずがない」
そういってママはほどかちゃんの頭に手を置きました。
そして頭を優しく撫でます。
詢子「だから私のせいでなんてあんたは絶対に口にしちゃいけない。
その言葉はほむらの覚悟を裏切る言葉なんだから。
ほむらはあんたのせいで死んだんじゃなくて、あんたが産まれたおかげで幸せの中で死ねたんだよ」
ほどか「あ……。そう、ですね。そうですよね……」
俯くほどかちゃんを優しく笑いながら撫で続けるママ。
普通なら感動的なシーンなのだろうけど私の心はそうはいかない。
だってその流れでいくと私がパパなのはもう確定事項として扱われているわけで。
私としてはそこにまだ納得いっていないというかなんというか……。
まどか「マ、ママ?」
いまだほどかちゃんを撫で続けるママに話しかける。
詢子「ん? どうした? まどか」
まどか「あのー。私がこの子の父親っていうの信じるのかなって」
詢子「え? だってこの子はまどかの子供なんだろ?」
まどか「えぇ、いや、それはそうなんだけど、その父親っていうのはちょっとおかしくないかなって……」
詢子「……? なにかおかしいとこある?」
知久「ないよね?」
詢子「ないみたいよ?」
まどか「あるよ!」
おかしいところだらけだよ!
まどか「だって、パパだよ!? パパ! 変でしょ!?」
自分の娘の性別が変わることになんでそこまで疑問を抱かないの!?
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