過去ログ - 天海春香「私のプロデューサーさん」
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4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/07/22(日) 00:03:47.46 ID:ze0PAYTP0
正直クビだと思った。
こんなお荷物アイドルを抱えている余裕は、何処の事務所だってない。
ましてや中堅以下の765プロでは――
「おっ、お願いです!私まだ、まだアイドルやっていたいんです!」
必死だった。考えるよりも先に言葉が出た。
でも社長は、
「?ああ、いや、そういうことじゃないんだよ天海君」
と少し申し訳なさそうに笑った。
「…え?」
「確かに今君は少し伸び悩んでいる。しかし、君にはアイドルとしての魅力がある」
私が見込んだのだからね、と社長は笑いながら言った。
「それを活かせないでいるのは、我が765プロの責任だ」
社長の言葉に、涙が出そうになる。
信じてくれている。こんな私を。
「だから、私は提案をしたい。プロデューサーの変更という、提案だ」
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