94:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[saga]
2012/09/08(土) 22:12:24.75 ID:g/Ob++vm0
一方「ッ!!」
打止「な、何っ!?」
真っ直ぐに進んだ光は大きな穴を作って壁を突き破った。
その能力に覚えはある。薄く笑いつつ一方通行は言う。
一方「そォか……『原始崩し』か!!」
『ア・タ・リ♪』
と、そう聞こえた気がした。
すぐに壁は修復され何もなかったように存在した。
再び一閃、それを間一髪で避けた。
打止「原始崩しって、あの第四位の? ってミサカはミサカは問いかけてみたり」
一方「あァ。多分この六つの絵……超能力者が能力開発の段階で描いた絵だ。あのカエルはオマエもわかるンじゃねェか?」
打ち止めはしばらく『3』の絵を見て、ハッと思い出したように言った。
打止「ゲコ太!!」
一方「正解。それぞれインスピレーションで描いてるから共通性はないが『大切な物』を描いている可能性が高いっつーか」
打止「なるほど、ってミサカはミサカは頷いてみる。
あれ? でもなんで『6』は燃やされてるんだろう、ってミサカはミサカはハテナ?」
一方「知るか。とにかく、コレが何かのヒントになるンじゃねェか? 何も情報ねェより一歩進ンだぜ」
ほうほう、と考え込んだ打ち止めはふと呟いた。
打止「『1』は?」
一方「あン?」
打止「あなたの絵がないけど、ってミサカはミサカは指摘してみる」
一方「……」
そう、それは一方通行自身も気にしていたことだ。
何故番号は『2』からなのか。
何を描いたかも思い出せないその絵がなぜ無いのか。
一方「さあ」
一方通行は曖昧にごまかした。
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