過去ログ - 弟子「そ、某を、是非とも弟子に!」剣士「めんどくさすぎワロタ」
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16: ◆ClmoeYz2r6[saga]
2012/07/27(金) 21:16:00.44 ID:N+Z7/Leeo
弟子「……正直、勝てるとは思いませんでした」

女騎士「この三ヶ月の稽古の成果ですわ」

弟子「ま、まさか、剣士殿はこれを見越して、みなさんと手合わせを……」
以下略



17: ◆ClmoeYz2r6[saga]
2012/07/27(金) 21:17:05.86 ID:N+Z7/Leeo
弟子「……某は、貴族の生まれです。祖父の代から武人の家系です」

女騎士「あら、わたくしと同じでして?」

弟子「はい。ですが、ここ以外でお会いしたことは無いと思います。某は5人兄弟の末子ですので」
以下略



18: ◆ClmoeYz2r6[saga]
2012/07/27(金) 21:17:37.32 ID:N+Z7/Leeo


弟子「問題は、某の兄……長兄が、その名家の息子に殺されたということなのです」




19: ◆ClmoeYz2r6[saga]
2012/07/27(金) 21:18:51.59 ID:N+Z7/Leeo
女侍「……暗殺でしょうか?」

弟子「某は、ほとんどそれに近いと思っております……証拠はありませんが」

弟子「……ことが起こったのは、年に一度、開かれる御前試合です」
以下略



20: ◆ClmoeYz2r6[saga]
2012/07/27(金) 21:19:51.93 ID:N+Z7/Leeo
――御前試合当日 選手控え室

 弟子『兄上、ずいぶんと顔色が……』

 兄『問題ない……』ヨロッ
以下略



21: ◆ClmoeYz2r6[saga]
2012/07/27(金) 21:20:59.73 ID:N+Z7/Leeo
弟子「兄は……剣士としては一流でしょう。無礼な言い方になりますが、おそらく皆さんと互角以上に戦えるはずです」

女騎士「えぇ、わたくしも保証しますわ。一度だけ、手合わせして頂いたことがございますの」

女騎士「その後すぐに、隣領へ配属となって、それきりでしたが」
以下略



22: ◆ClmoeYz2r6[saga]
2012/07/27(金) 21:22:03.06 ID:N+Z7/Leeo
――城内 闘技場


 審判『国王の御前である。各々、存分に鍛えし技と力を振るうように。始め!』

以下略



23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/07/27(金) 21:22:46.49 ID:FsSnJjcDO
前作、今回と新キャラ野郎ばっかでつまらん


24: ◆ClmoeYz2r6[saga]
2012/07/27(金) 21:23:42.42 ID:N+Z7/Leeo
弟子「……結局、兄上はそのまま逝きました」

弟子「御前試合も死者が出たということで、そのまま中止になり……」

弟子「調べでは外傷もなく、試合中に心臓を悪くした、ということになりました。折れた剣についても、兄の整備不足と……」
以下略



25: ◆ClmoeYz2r6[saga]
2012/07/27(金) 21:24:30.58 ID:N+Z7/Leeo
剣士「それならそうと、最初から言って貰った方が楽だったんだが」

弟子「! け、剣士殿……聞いてらしたのですか!?」

剣士「嵌められた」
以下略



26: ◆ClmoeYz2r6[saga]
2012/07/27(金) 21:25:40.44 ID:N+Z7/Leeo
――1時間ほど前

女暗殺者「……剣士、漁に行こ?」

剣士「ん、俺もか?」
以下略



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