過去ログ - P「拙者はぷろでゅーさでござる」
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1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2012/07/29(日) 01:07:17.89 ID:rxNWLLFR0

小鳥「はぁ……」

 1人、ため息を吐きながら歩くのは音無小鳥。765プロの事務職員をしている女性である。

 彼女が働く会社、765プロはアイドル事務所でありトップアイドルを目指す少女達を多数抱えている。

多少それなりに有名になっている人も増えて、立ち上げたばかりと比べれば多少マシになっていた。

小鳥「はぁ……」

 しかし、それでもなおため息が増えるのはとても大きな問題を抱えていたからである。圧倒的な人員不足。多少なりに有名になったとは言え、まだまだひよっこの部類に入る。

 そんな彼女達には勿論、技術面でも精神面でもまだまだ足りないものが沢山ある。
  
 それらをコントロール、または補助してあげる職業――通称プロデューサーと呼ばれるものがあるのだが、それが足りない。

 765プロとて馬鹿ではなく、アイドルの数に合わせてプロデューサーの数も増やし、雇っていった。だが、その辛さ、その難しさに辞めてしまう者が多い。

 多いというかこれまで全部辞めている。

 今現在、正式なプロデューサーとして働くのは1人だけ。だが、彼女は有能なれども、その経験は浅く到底彼女1人で回せるものでもなかった。
 
 小鳥自身も会計から、書類整理に至る細部まで行なっているためにとてもそちらの方へは手が回らない。





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