過去ログ - P「拙者はぷろでゅーさでござる」
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21:>>1[sage]
2012/07/29(日) 13:31:03.76 ID:rxNWLLFR0
覚めれば、私の部屋の中に居て、びっしょりと汗をかく。禄に寝れていないことに気が付き、ため息を吐くのだ。
でも、その夢は続いた。
しかも、続きからのようで、私は電車に乗って居て一晩の度にアナウンスが聞こえて後ろの方から悲鳴が上がる。叩き潰し、切り落とし。どんどん私の席に近づいてくるのだ。
私は夢を見るのが怖くなった。
寝ない日もあった。
けど、人間寝なければ生きてはいけない。仕事もある。
日が重なり、気が付けば次の次が私の番だ。
怖い。すごく怖い。
夢だ。あれは夢だ。
だけれども、本当に夢なのか、あれは現実なのかわからなくなって、気がどうにかなりそうだった。
今日寝れば明日は自分だ。そう思った時、どうしようもないほどに全身が竦んだ。
そんな時だ。
貴音「律子嬢。よければ相談に乗ります」
貴音からそう聞かれ、私はすべて話した。貴音なら、この気持ち悪い話を笑わずに聞いてくれると思ったからだ。
貴音はすべての話を聴き終わった時、1つ頷いて。
貴音「わかりました。なんとかしましょう。明日の夜。この事務所に来てください」
私は思わず涙が出た。
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