過去ログ - 燈馬「おはようございます」可奈「はい、お弁当」
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115:燈可奈弁X ◆WxhrC2Qhtw[saga]
2012/09/03(月) 03:45:12.81 ID:qhQB4KkO0
>>114

「警察って、本当にこういう事もするんですね」
「?」
「あれでしょ、共犯者に他に女がいるって匂わせて動揺させるって。
私と燈馬君そういうのじゃないし殺人の共犯者でもないし相手クイーン会長だし」

しまいに笑顔でそこまで言われると、草薙も苦笑するしかない。

「敢えてお伺いしますが、燈馬想と江成姫子、この二人でそういう関係は考えられないと?」

内海が生真面目に尋ねた。

「んー、別にいいんじゃないですか?」

意外な程、すらすらと言葉が出た。

「江成さん、美人になったんだろうなー。
あれで結構、デコボコトリオ統率してただけはある女性(ひと)だし、案外お似合いかも。
なんせ司法試験合格しちゃったんですからねー、キャリアは圧倒的って奴?
でも、今はちょっと考えられないかなー。多分、本当にそういう事になってたら私にはすぐ分かると思う」

「自信ですね」
「付き合いが長いだけです」

草薙の突っ込みを可奈はさらりと交わした。

「それに…」

にこにこと話していた可奈の顔つきから笑みが消えた。

「富樫慎二の事件であれば、関係あるのは私ですよね。
肝心の私が外れて燈馬君と江成さん、いい加減プライバシーの侵害ですよ」
「申し訳ない。些か脱線しました。
あくまであなたと江成さんの事を確認したかった迄でして」

草薙が小さく頭を下げた。

「そうやってなんでもかんでも…私はいいですよ。私の事だったら。
でも、美里もいるんです。
父の事もあります。余りこういう事は言いたくありませんが、
燈馬君と一緒だったお陰で、普通の生活だとあり得ない知り合いとかコネとかもあるんですよ私。
このままあなた達に任せておいたら美里が傷付けられる。
そういう事なら、私は形振り構うつもりありませんから」


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