過去ログ - 燈馬「おはようございます」可奈「はい、お弁当」
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119:燈可奈弁X ◆WxhrC2Qhtw[saga]
2012/09/06(木) 04:12:21.18 ID:EZgLHkXD0
それでは今回の投下、入ります。

>>118

 ×     ×

「もしもし、燈馬君?警察行って来た」

自宅で想からの着信を受け、可奈は携帯に向けて言う。
そして、警察でのやり取りに就いて報告を続ける。

「そうですか。それで大丈夫だと思います。
それより、もう一つ動きがありました」
「動きって?」
「間木照子、あるいは南空ナオミ、と言う女性をご存じですか?」
「知らない」

「そうですか。そういう女性が僕らの事を調べて回っています」
「何それ?」
「本名南空ナオミは元FBIの特別捜査官です」
「えふっ、な、何それっ!?」

思わず叫び声を上げた可奈が、美里の引きつった顔に視線を走らせ小さく頷く。

「ロキに問い合わせたら、確かに来ていました。ロキがCIAのルートで逆に調べ上げていました」
「じゃあ、ロキの所に?」
「ええ、ルポライターの間木照子を名乗って、分かっているだけでも優やロキ、エバの所を訪れています」
「優ちゃんの所まで。元って言ったよね?」

「ええ。最初に優から報せて来たんですけど、優が間木照子の取材を受けた直後に
研究のために現地のコーディネーターに駄目元で依頼していた
少数民族の長老とのアポが急遽実現したとかで」
「…もしかして、それでこっちに連絡する事自体忘れられてた?」

「ご名答です。ですから、優が間木照子と会ってから少々時間が経過しています。
それで、間木照子こと南空ナオミに就いてロキが調べ上げた情報ですが、
結婚を機に退職するも性格の不一致で離婚。その後はフリーのオプ、調査員として行動。
プロの世界では特別捜査官としてもオプとしても相当な辣腕で通っています。
一説には極めて秘匿性の高いとある国際的な調査機関に属しているとも言われていますが、
今回は恐らくその筋ではないです。今の事件の関係だとすると事件の規模が小さ過ぎる」


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