過去ログ - 燈馬「おはようございます」可奈「はい、お弁当」
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燈可奈弁X
◆WxhrC2Qhtw
[saga]
2012/09/08(土) 13:45:27.99 ID:q3Cr0rec0
では、今回の投下、入ります
>>130
× ×
来年がどんどん近づく中、燈馬想はいつも通りに短く言葉を交わして弁当を購入し、
平穏な一日の仕事を終えて店を出た水原可奈は、
そのまま自宅に向かう、と言ういつものパターンを少々崩して動き出した。
「ごめんなさい、遅くなって」
「いや、僕も今来た所だから」
ホテルのレストランで、
実際は時間通りなのだが先着していた工藤に可奈が頭を下げる。
「僕の所に刑事が来たよ」
「工藤さんの所に」
確かに、最近の状況とあの刑事達の動きを考えると予期すべき出来事だった。
「ごめんなさい、工藤さんを巻き込んだりして」
「いや、いいんだよ。可奈ちゃんが謝る事じゃないから」
「それで、警察は何を?」
「うん、まあ、可奈ちゃんとの関係とか、そう、アリバイとかもね」
「アリ、バイ」
「ああ。どうもね、
僕が可奈ちゃんに頼まれて富樫を殺したんじゃないかって疑ってるみたいなんだ馬鹿馬鹿しい」
「本当にごめんなさい」
「だから、いいんだって。責めてる訳じゃない。
幸い、証明してくれる人も見付かりそうだしさ」
「本当に、ごめ、あ、すいません」
「それで、刑事にも言っちゃったけどね」
「え?」
「ほら、関係を聞かれたって。
だからさ、昔のクラブでの常連で、それで好意を持っていますってさ。
だからって殺し屋を引き受ける程お人好しでもないけどって。
嘘ついたらますます妙な事にもなりかねないから」
「え、あの、それって」
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