過去ログ - 燈馬「おはようございます」可奈「はい、お弁当」
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203:燈可奈弁X ◆WxhrC2Qhtw[saga]
2012/10/04(木) 15:24:00.90 ID:QfLwWP+R0
>>202

「では、もう少し実利的な話をします。
私がこれからどうするかに就いては先ほど説明した通りです。

しかし、実際に私がこのまま報告を行った場合、誰にとっても負担が大き過ぎるんです。
報告が妄想であった場合、私も依頼主も社会的に身の破滅。
相手があなたでは刑事訴追すら十分に考えられる。
もちろん、あなた達にとってもいい迷惑では済まない。

そうでなかった場合も、これは相当な横車になる。
相手はあなたです。大前提を突破されても局地的な隠滅も徹底している筈。
それでも、現代科学においてそれも生活レベルが一般人である以上、
殺人事件として日本で認知されて100%の証拠隠滅はあり得ない。

ここから見える範囲の川底に確実に金貨が一枚沈んでいる、絶対に沈んでいる。
その事を納得させて、否、納得しなくてもその前提で人を、まして警察を動かすんです。

こちらの負担も馬鹿にならなければ、
例え金貨が見付かったとしても、訳の分からない横車で自分達の事件を解決する事になる
日本の警察の面子の問題も馬鹿にはならない。
何より、誠実な私の依頼人にこれ以上余計な負担を掛けたくはない。
返答は要りませんが、ご理解いただけると信じています」

カクンと下を向き、はあーっと白い息を吐いた想がスタスタと早足でナオミに接近した。


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